はじめに!

『カジュアルなイタリアンダイニングの店舗事例』も環境図が終わり、いよいよそれぞれの造作図に入るわけですが、環境図は理解出来ましたか?

そうでなければ、遠慮せずにお問い合わせください。

それでは、造作図を始めます。
内容は、かなり難しいものもありますがしっかり、しかも時間を多く使って理解するよ言うにしてください。

内容によっては、この紙面でずべてを説明することが出来ない場合があります。その場合、別サイトで詳しく説明するようにしますので、毎日チェックをしてみてください。

それともうひとつ!
ここでの造作図面は私の独自の描き方で行っていますので、他では通用しない場合もありますのでその辺りは理解していただければ嬉しいです。

キャッシュカウンター

以下は、キャッシュカウンターエリアの平面図となります。
環境図にも少しは表現されているところはあったと感じますが、こちらはもう少し詳しく描いてみました。

それでは、15分程度で図面を読み込んでください。

イタリアンダイニング001のキッチンカウンター1

明確な展開指示があるので分かりやすいと思います。寸法、仕上げもしっかり記入されているので、多くの説明は必要ではないはずです。

デザインについては、どうこう言えませんがイタリアン風のムードだしで面材を使うのはどうかと思います。
まぁ、デザインについては「良い、悪い」ではなくて「好き、嫌い」で私は判断します。

マニュアル付き店舗なので、多くは語りません。ただ、必要な機能だけはしっかり覚えてください。
このスペースに、何が必要かってことです。

次に進みます。

以下は、キャッシュカウンター内の防水区画を描いた図面です。
厨房には、乾式工法と湿式工法とがありますが、ここは水を使うことが比較的多いので、湿式工法となったのでしょう

ブロック積みも表現されているので、こちらも覚えましょう。
ネットで調べれば多くの資料が手に入りますので、そちらも当たってください。

イタリアンダイニング001のキッチンカウンター2

それでは、キャッシュカウンターに取り付けたガラススクリーンに進みます。

まず、以下の図面は何処を描いているでしょう!すぐに分かった方には拍手ですね。(笑)
そうです、ガラススクリーン部の平面詳細図です。

サッシというのは平面詳細図が必ず必要になります、要は部材の取り合いです。
サッシ組はスケッチにも表現されているので納得ですね。

また、断面詳細図も描いておきました。

これについては、もっと分かりやすい説明が必要ですね。追って記事を仲間内に頼んでおきましょう。

イタリアンダイニング001のキッチンカウンター3

次に進んで、今度はキャッシュカウンターを囲んでいる造作什器の説明です。

左の縦断面詳細図がありますが、読み込めますか?
天井部分に機能がついた戸袋が確認できますが、若干前に突き出ています。

これについては、お分かりだと思いますが床部分に台下があるため機能面を生かすためこうなったのです。
よくあることです。

一部見にくいですが、ガラススクリーンが見えます。紙面上仕方なしって感じです。

この断面図の右側に、キャッシュカウンターがあります。その右上にカウンタトップの詳細図を描きました。
その左に、台下トップの詳細図も描いています。

ややこしいでしょ!(泣)

尚、キャッシュカウンターの下にはレジ台(キャッシュカウンター)というものがあります。
これについては、以下にあります。

イタリアンダイニング001のキッチンカウンター4

キャッシュカウンターの平面図、立面図、それに断面図二カ所をかいています。
これについては、あえて説明はいらないと考えます。

ただ、このカウンターって奴は、決まりと言った決まりがなくその店の店長に確認するひつようがあります。
それは、機能面のことです。

意外とこの図面はミスすることが多いので、しっかり打ち合わせをすることが肝心です。

イタリアンダイニング001のキッチンカウンター5

ベンチ席

以下は、店内に配置されたベンチ席の姿図ですが、こちらも目を通しておけばそれほど難しい図面ではないでしょう。しっかり読み取って自分のモノとしてください。

よくあるパターンなんで是非真似るようにしてください。

イタリアンダイニング001のベンチ席1
イタリアンダイニング001のベンチ席2

上の図面は、前述したベンチ席の詳細図になります。
基本的には天板をスチール組みした脚を床と壁面とで固定する手法です。

私的には、レベル調整が難しいので壁面固定はしません。

この項目は以上とします。ちょっと疲れてきました。

カウンター席

以下も、嫌というほど見てきたロングカウンターの姿図とその納め図です。
スチール角パイプと天板、それに幕板といったパターンは、今や流行ですね。

というより、造りも取り付けもとてもイージーなのです。
もちろん、コスパでもあるので皆さん好んで、これで造るようです。

最近の2ヶ月で、これに似たカウンターを物件違いで三回は描きましたね!(大笑)

下のカウンタートップの段目m図は必死ですが、幕板の取り付け方法が指示されていないのが残念です。
反省ものです!

イタリアンダイニング001のカウンター席
イタリアンダイニング001のカウンター席2

カウンター席の前のガラスサッシと店外に向けた行灯サインの姿図です。
これについては、サッシはガラス業者、サインは看板業者で、図面は描いていただきました。

ですから詳しい図面はありません。
たまにですが、特に時間の無い折は作図を分担して、私ないしはうちのスタッフがまとめます。

ザックリいきましたが、こんなもので理解していただけますか?
OKだったら、感謝します。

長々とお付き合いありがとうございます。
尚、乱文についてはご容赦を!

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