効率よくまとめられた平面計画

平面図

全体を見ていただければお分かりのように、ゾーンを3つに、分けたレイアウトとなってます、。

フロントは、視認性を高めるため、レジ台を設置して賑わいが出るようにまとめています。

ビッグテーブルを導線に合わせたレイアウトし、空間にアクセントを持たせ、奥の空間に進めるようにしました。

また、奥の空間はゆったりするベンチシートを設置し、このエリアだけを、あえて床上げしました。

ホール面積は、1F約半分弱で使いにくいとは、感じていたのですが、デザイナーと打ち合わせでこのようになりました。

狭いながら、効率よくまとめられた平面計画と感じます。

自然色を基本とした優しさを感じる展開計画

まず、展開図指示図から始めます。作図の方にもキープランは入ってますが、どうも見にくいので、上の作図を参照して進めてください。

A展開図は、店内入って左ですが、ここにはアクセントとして、ビッグミラーを取り付けています。ちょっとした賑わいを感じます。

B展開図は、奥の空間の壁面です。格子のデザインを施しています。ここはデシャップとなりますので、小さい開口が入ってます。厨房とホールの区画壁です。尚、格子にはクリアガラスをはめ込みました。

さて、A3用紙で構成してるために展開指示が規則正しく入っていません。あくまでも用紙先行デマ止めています。見にくいかもしれませんが、ご容赦を!

それでは、C展開図へ進みます。ここは店内奥のゆったり空間の壁面となります。ベンチシートとビッグミラーで空間を演出しています。

ただ、賑々しい店舗なので、落ち着いた雰囲気が必要と考えられた空間です。

D展開図は、入って右の奥。パーティションの前あたりから見たエリアです。右側にレジとショーケースが見て取れます。

E展開図。ここは店内からエンタランスを表現してます。これだけのシースルー感があれば、道を歩く人のアイキャッチャー的役割を担うでしょう。

E展開図は、店内入ったところからのビューですが、右横にケーキの冷ケースが配置されています。

E展開図、G展開図、H展開図が表現されてますが、ここでは、前述した展開図で表現されていないところを、表してます。実際はここまでは描かない人は多いでしょう。

ただ、実施図となると、抜けがあると後になって具合いの良くないことが発生しますので、ここはやはり丁寧な仕事を心がけます。

最後になりましたが、疲れます。でも頑張って書きましょう。
H展開図、I展開図、J展開図が、表現されてますが、こちらも、足らないところを描いてます。

ただ、トイレの展開図は、全くの新規図面ですね。

以上がこの店舗の全展開図となりますが、前述したようにA3用紙先行でまとめてますので、目的の展開図を探すのはきっと大変と感じます。

後、追加図面がありますが、あまり参考にはなりませんが、添付しておきます。天井伏せ図と、厨房図面となります。

天井伏せ図

最後に

展開図には時間がかかります。しかし、平面図では無い楽しさがあります。それは、描いていく内にどのような店舗になるかが見えてくることです。

初心者のうちは、何が何だかわからない。っていうのが本音でしょう。一体どこを描けばっていう人もいましたから。

私も最初は、かなりへこたれましたが、5年もすれば充分な作図が描けるようになりました。

まあ、これで食うんだって気持ちもありましたから。最近はろくに、展開図も描けない人が多いようで、各内装業者は人不足です。良い図面屋さんになるならば、努力のみです。

頑張ってください。何か分からないことがあれば、お問い合わせください。きっとあなたの生業となるでしょう。

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