今回は、前回の続きとなります。「女性目線でつくられた人気スイーツ&カフェショップの作図集_什器編その1」をお届けします。
尚、什器図の枚数が少し多いので、2回に分けてご紹介しますることとなりました。
また、各什器の位置を分かった頂くために、以下の什器指示図を入れておきます。
⑥ デシャップカウンター
まず、什器番号⑥のデシャップカウンターです。位置を平面図から読み取ってください。奥のスペースの厨房前に設置しています。
この什器は、サービスカウンターも兼ねていますので、様々な機能が加味されています。
作図は、平面図、立面図、側面図があって、それぞれの断面詳細図があります。
機能優先の什器ですから、設計時点でこの店舗の経営者や店長との打ち合わせが必要です。
それ以外の特記することはありませんし、作図での納めも一般的です。
⑦ 壁面ニッチ型サービスカウンター
壁面に設置された、什器番号⑦のニッチ型のサービスカウンターです。
こちらも、前述したデシャップカウンターと同様の機能が必要ですが、断面詳細図を観ると上部に棚板2枚が取り付けてあります。
こちらも特に、難しくない作図と思われますので、是非覚えておくようにしてください。
⑧ ガラスショーケース
什器番号⑧のガラスショーケースとなりますが、全面がクリアガラスFIXとなりスイーツなどの販売用に設置しました。
機能としては、まず商品の出し入れは全て、後方からの引き戸で行うこととし、下部はストック機能を保たせています。
この作図だけでは、実施図とは言えず、基本設計レベルですね。もっと深掘りする必要があります。
⑨ 焼き菓子販売台
最後の什器となります。これは、ガラスショーケースのしたにレイアウトされた、什器番号⑨の焼き菓子販売台となります。
それぞれの機能が読み取れます。トップのオープン棚は、商品のディスプレースペースも兼ねています。
その下の引き出しがありますが、スイーツ持ち帰り用の紙ボックスなどを入れるスペースと記憶しています。
まとめとして
ご紹介してきた各什器の作図の状態は、恐らく基本設計で終わっていると感じます。
全体的に内容などが薄く、この状態では什器発注は、厳しいものと思われます。もう少し書き込みが必要です。
ですから、今回の「女性目線でつくられた人気スイーツ&カフェショップの作図集」については、参考程度でご覧ください。
当サイトとして、詳細図が必要と感じたものは、追ってご紹介する方向で進めますのでお待ちください。
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