今回から、婦人アクセサリーショップ作図集として、レディースのアクセサリーショップを何回かに分けてご紹介してきます。

ファッションテナントとして、かなりメジャーなショップでもありますし、当時では、百貨店での出店も見受けら得ました。是非、この機会に知識を広げてください。

小型店舗ながら効率を意識した平面計画

今回は、環境図ということで、上記の平面図と次にお見せする展開図となります。小型タイプの店舗となりますが、その裏腹にはかなり濃い内容が詰まっています。

全体で約10坪とそれほど広くはありませんが、レイアウトはよく考えられたと感心します。まず平面図を見るとおわかりになりますが、角店として2方向からのアプローチが有ります。

これは店舗にとって有難いことです。角地を生かしてレイアウトも全て斜めでの受けで構成です。これは良いと考えられます。

ですから、正面向かって奥と右のはお客の視線を意識した造りになってます。壁面を有効活用した店舗ですので、是非参考にしてください。

店舗MDは、アクセサリーが基本となっていますが、考え方によっては、雑貨ショップにも応用できる機能が豊富です。この辺りをしっかり理解することで設計者としての知恵が向上すると確信します。

次の展開図に出てきますが、平面図のB展開図指示を見ていただければ、そこには大きなR壁面を設けられていますが、この店舗の印象をより良く伝えられると感じます。

デザイナーさんのセンスが光ってますね。(私の知り合い)ラフ図もしっかり描かれていましたので、私にとって基本設計及び、実施設計はそれほど時間はかかりませんでした。

柱や店内に配置された什器群も追って紹介しますが、内容的にはかなり充実した店舗です。図面屋を目指す初心者の方には、とても勉強になると感じますので、しっかりお勉強してください!

要所にアクセントを加えた展開計画

平面図事例は理解できましたか?理解できたところで、展開図事例に進みますが、内容は濃いですよ!この店舗事例をひととおり理解すれば、あなたにとってとても有益な財産になると感じます。

そして、今後このような店舗を設計するときには必ずしや役に立つでしょう。

さて1枚目の展開図は、展開図A〜D を表現していますが、ゆっくりで良いですから目を通して行ってください。ここは時間をかけてゆっくりして!

A展開図については壁面の什器が並び、かなり充実感が漂います。(什器の詳細は後日)

そして店舗奥の左面(B展開図)に関しては、先にもお伝えしたように、大きなR壁面がインパクトを与え、お客様にとって忘れがたい印象を与えるでしょう。

店舗はこうでなくちゃいけませんね!

C展開図、D展開図 は通路側からの表現ですが、柱を旨く使っているような気もしますが、これについては追って紹介します。

最後に、もう一枚の展開図というか、これはストック内を描いたようです。あまり必要とは感じませんが、これも店舗の一環ですので添付して終了とします。

後記

さて、如何でしたか? 小さな店舗でも侮るなかれ!これはわたしの先輩に教わったことです。私は彼について20年勉強しましたが、素晴らしい人でした。

そんな彼から多くの財産をいただいたので、それを皆さん共有したく書いていきますので、しっかり勉強して素晴らしい図面屋になってください。

本業があるので、私のの担当は不定期です。その他の仲間内が投稿する記事を楽しんで勉強してください。
以上です。

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