集約化したフィッティングルームを考案した事例《FR外部詳細図》

はじめに！

かなり、久々の投稿です。
実物件入るといつもこうだから困りますが、まだまだ必要視されていると感じ嬉しい次第です。

何でもそうですが、毎日コツコツしてれば成果が出るって感じです。

それでは進めますが、この図面事例もかなり以前に終わったと思い、ほったらかし状態でした。
今、以前の投稿をチェックして書いています。

今回は、『集約化したフィッティングルームを考案した事例《FR外部詳細図》』となりますが、主にその詳細図を描いています。

四方にディスプレ、壁面では売り場を設置して集客を狙う！

まず平面図を見る限り、四方にディスプレ、その他壁面では売り場を設置しているのがわかります。
私がいつも言う『魅せて売る』という手法ですが、これ結構効率が良いのです。

まあ、売り場面積多い店舗ですから出来ることであっって、普通ではちょっと考えられません。
なぜなら、売り場のこのような「遮蔽物」は考えものですから…。

次に、下の平面図と、その下の各詳細図を並行して見てください。詳細図の位置は、キープランの方見れば分かります。

施工図ですから、事細かく仕上げ指示がされてますが、文字より平面詳細図と立面図を優先して見るようにしてください。施工図と言ってもたいしたことの無い内容となってます。

A 平面詳細図・B 平面詳細図

やたらと文字が多い図面ですが、施工図はここまで書き入れなければなりません。
本来なら図面空白に、仕上表などを作ることをお勧めします。

その場合図面の仕上げ位置に記号（A.aなど）か、それに変わるものを表記して、仕上表にはしっかり文字表現すれば、図面もスッキリします。

右下には、天井のダウンライト取付位置が確認出来ます。詳細図はここまで描く必要がありますので、注意してください。

尚、パネル下地は「木製」ですから、不燃材を使用知ることが肝心です。

C 平面詳細図・D 平面詳細図

以下図面も、形状は違えど仕様と納めは同様です。
ここでも、しっかり図面を読み込んでください。

圧迫感を緩和させるガラスサッシ！

ここは前述と違った施工図になりますが、理屈は一緒です。
左端には平面詳細図がありますが、これはガラスサッシ詳細図には必要です。

その右側には、平面図に確認できる方立（左右）があります。
その施工図が表現されています。

図面バランスが良いので、バランスがとれた図面となりとても見やすいです。
図面下には、立面動画ありそれぞれ、売り場側、フィッティング側となってます。

ここまで来れば、ほぼ説明は終了ですが、最後にこのコーナーの断面図を見ていただきましょう。
左の断面図には、売り場側の棚構成、天井のダウンライト、それにウインドサッシが確認されます。

右の詳細図は、a 詳細図、b 詳細図となり、すぐ上の図面を見て頂いたらその位置は分かります。
このように図面枚数が増えると編集業も時間がかかります。

最後に、以前投稿した『集約化したフィッティングルームを考案した事例』、２サイとを添付してきますので興味のある方はご覧ください！

今回の事例集はこれで終了します！　また、長々としたお付き合いに感謝します。　　完！