今回は、『コミュニケーションルーム環境図_その1(平面図関連)』の続きで、展開図をご覧頂きます。
その前に、展開指示図を添付しておきますので、確認よろしくお願いします。
今回、紹介するのは商業施設では無く、コミュニケーションを中心とした、施設です。 『カンファレンスルーム』なんてたいそうなネーミングを付けましたが、要は個人個人が、集まってコミュニケーション出来るスペースと思ってください。 …
落ち着きを感じさせる空間
今回は、それぞれの展開図をご覧に頂きながら、話を進めていきます。
上の展開図は、A展開図で左からコミュニケーションスペースとしてのボックス席。その右側にドリンクコーナー、受付の出入り口、そしてエンタランスとなります。
落ち着きを感じて頂くために、自然色であるベージュを基調にそれぞれのコーナーを表現しています。
物販店ではないので、特に凝ったことはせず、シンプルにまとめてみました。唯一、縦格子で区切ったコミュニケーションスペースのみを空間特化しています。
アプローチを意識したエンタランス
まず、下の展開指示図で上の各展開図をご覧下さい。そして、位置関係を確認してください。
このコンファレンス・スペースは、施設の隅っこにあるので、ある程度インパクトのあるアプローチを考えました。
アプローチへかかる辺りから、通路壁面と天井造作で、コンファレンス・ルームへ導く装置を設置しました。
具体的には、壁面間接照明+サイン。そして、天井には、ラインを模した造作物を設置しました。
先回に投稿済みの天井伏せ図をご覧いただければ、その内容が理解できると感じます。下の図面右上辺りが、アプローチ・エリアになります。
パントリー内部の展開図
ここは、お客様との接点はありません。ですから、機能のみとしました。
左から、手洗い、小さな作業台とデッシャップカウンター。そして、シンク、食洗機、給湯器を配置しました。
これで、ある程度のサービスが叶います。あくまで、お客様へのサービスエリアです。
クロークと受付の展開図
こちらについても、上の展開し次図を見てもらえれば、位置関係が理解できると感じます。
クローク内には、お客様のコート類などの預かりスペースや、受付窓口間なども見受けられます。非常に合理的な考え方だと感じませんか?
尚、受付部分の断面詳細図も作図の右側に描いておきましたので、読みとってください。
今回の事例は、これで終わりとします。
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