私の記憶では、このような「Tシャツ」専門店が目に入り出したのが、約7〜8年前だと記憶します。
アメリカ村にあった店です。ただ、今回の事例ではありません。
今回の事例は記憶が無いので、きっと内のスタッフが手掛けたようにも感じます。きっと前述に示した時期だったんでしょう。
最近では、このような単品ものを扱う店も増えたようですが、単品扱いについてはこれからのコンセプトに合ってようにも感じます。
今回は、そんな店舗の環境図を進めていきます。
尚、イメージフォトは『グラニフ』からお借りしています。
スッキリしたレイアウトで回遊性を促す平面プラン
あまりスッキリしすぎて説明するのに苦労しますが、ひとつ伝えるならば愛想無いレイアですが、ファサード左側に全ての店舗オペレーションを持ってきた辺りが素晴らしいと感じます。
その他のスペースは全ての商品群で集約させたこと、そして通路幅をゆったり取ったことも褒めてあげたい価値はあります。
実際には、ごく普通と思われる店舗でも、「売り場」と「オペレーション」を明確に分けることは大切ですし、お客様にも親切な売り場といえます。
また、店舗設計初心者のための平面プランですね。
配線ダウトが目立つ天井伏せ図
やけに天井に取り付けられた配線ダクトが目立ちますね。
きっと、天井にダウンライトなどの穴開けを避けた結果だと思いますが、照明計画としては間違っては言えません。
他だ、作図を見た限りでの評価です。
壁面、ないしは什器にあてる照明の数は適切だと思います。
配線ダクトと可動式のダウンライトで、店舗レイアウト変更のさいにも、すぐに対処できるので私は賛成です。
シャープさとシンプルさを盛り込んだ展開図
それでは、展開図に進めますが、上の展開指示図をご覧下さい。
上の展開図は、A展開図〜C展開図を描いています。
思った通りあっさりが、『売り』の店舗のようです。
A展開図はファサード、B展開図はファサード入って左壁面を描いています。
さて、C展開図は何処を描いているのでしょうか! すぐに理解出来れば上出来です。
壁面にディスプレーすれば活気があり動きも感じる店舗になるでしょう。
続けて、展開図Dは、店舗奥の壁面を表してます。ここには、フィッティングルームが確認されます。
展開図Eは、ファサードは行って右側の壁面を描いていますが、環境柱に姿見を取り付けた様子が伺われます。
どの展開図にも壁面に固定式ハンガーラックが取り付けていますが、シャープさとシンプルさには同感します。
仮にシステム壁面ななどを使えば、可動式ハンガーや、可動棚などが使えて便利なのですが、ちょっと店格が落ちそうなので、これで正解かと思います、(私的)
デザインランキングに参加してます。応援お願い致します!
↓ ↓ ↓
デザインランキング