「華やかなキャンディーショップの店舗事例」の続きになります。先回の環境図も参考にしながら、勉強してください。以下のサイトからお入りください。
昔、子供の頃、両親に連れて行ってもらった百貨店キャンディショップ。誰もが懐かしい思い出のある空間です。 当時は、大きなターンテーブルに区分けのボックスが有り、それぞれのボックスに違った種類のキャンディがいっぱい!そこには …
壁面キャンディ什器の詳細図_その1
上の作図は、A展開図の左側部分とその詳細図を表現しています。ほとんど実施図面に近いカタチで表現してますので、しっかり読み取って下さい。
上記作図の左上端は、二つある平断面図です。右の作図は、新たに新規制作する電飾サインを表現したところで、下段は腰のストック部を割った断面図となっています。
電飾サイン内には蛍光灯タイプの照明器具を取り付けていますが、現在ではLED器具が通常となります。
カラフルなキャンディーを陳列する丸みをおびたケースは透明アクリル製で、びっしりと詰まったキャンディーをどこからでも見ることが出来ます。
尚、アクリルケースの下にあるストックの奥行きもケースより少し奥まったところで抑えて、よりケースに近づけ、商品の確認が容易に出来ます。
壁面キャンディ什器の詳細図_その2
上記は、前述同じくA展開図の右部分です。その右には、側面図、断面図と続きます。
作図上部分には、それぞれの平断面図を表現していますが、どちらもほぼ実施図となります。1枚目の作図と平行してご覧ください。
記憶が正しければ、2枚目の作図は、売り場増床のために新規作成で考えた追加プラント思います。
以下は、円筒形のアクリルディスプレーケースの詳細図ですが、どの位置にあるかはすでにお分かりでしょう。
この上部のアクリルケースは主にディスプレー用として設置したものです。既存のケースを流用し、現場で若干の加工を加えて取り付けています。
下の4段あるボックスと合わせて、連立した丸い形とその中にある色とりどりのキャンディーで、人目を引くことは間違いないでしょう。
レジ台を絡めたサービスカウンター
こちらも新規増床に伴う什器群ですが、レジ台を絡めたサービスカウンターとなり、キャンディーの販売方法に変化を加えようと考えた什器です。
用途としては、キャンディーを持ち帰るためのかわいい入れ物や関連グッズなどの販売するための什器です。
L字型のレイアウトのちょうどコーナー部分にあたる什器で、サインベースとサービスカウンター的な役割をになっています。
什器上部に取り付けた電飾サインは、一方向からでしか視認性なので、効果は期待できません。
そのため、別の角度からでもショップの注目度を上げるために、高い位置にサインパネルを取り付けました。
什器の腰には、キャンディーを入れておけるバスケットを置くようになっています。そして、スリットを使って可動出来るガラス棚にも円形のフォルムを反映し、全体的な統一感を演出しています。
上記作図については、上記作図のそれぞれの断面図と部分詳細図を描いています。丁寧に描いたつもりですから、こちらも各図平行して読み取ってください。
キャンディショップに相応しいサイン
キャンディーショップのショップサインです。個性あふれるデザインはとても目を引きますね。ショップ自体もグリーンをベースして楽しいムードを演出しています。
遠くからでもこのショップを位置が明確にわかるよう、床から約2100mmをセンターにして楕円形のサインパネルを取り付けています。
固定方法はインロー式で、上部のフレームからのビス固定する仕口です。尚、このサインについて、より詳しい情報は以下からお入り下さい。
より有益で詳しい情報が有りますので参考にしてください。
ストック什器
キャンディーショップ作図事例集は、このストック什器が最後となります。意匠的にこれといって特記することはありません。ショップのベースカラーのグリーン化粧板で外観を仕上げています。
注意すべき点は4枚の扉の位置です。
レイアウト上、左側にはアクリボックスで陳列した什器とサインフレームを取り付けた什器の2台が配置されています。特にサインフレーム付き什器の背面角が突起しているので、扉を開閉するのに干渉する恐れがあります。
そこで、扉の位置を什器の中心方向にずらし、開け閉めしやすいところにしました。右側の面もこちらはレジ台と扉が干渉するので、レジ台の奥行き以上のクリアランスを取るようにしました。
また、作業スペースがとても狭いので、扉を開けた状態でも作業しやすくなるように、各扉のワイドにも注意して設定しました。
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