イメージ

先回、お届けした「百貨店スタイルのメンズスーツ売場の作図集」ですが、今回は、各コーナー図である造作図と什器図をご覧頂きます。

作図自体は、かなり古く、ショボいって感じられると思いますが、中には今でも充分活用出来る内容もあります。

尚、各造作図と什器について、マーキングをしておきます。ピンクは造作什器。グリーンは単品什器とします。

背割れ造作什器 ①

柱巻サイドに追加した造作壁面の外観図です。どうってこのない図面ですが、考えなければならないことがあります。

単品什器のように思いがちのこの什器が、自立するかということです。本来は、施工方法まで描いておきたいところですが、あえて描かないことにしました。

それは、百貨店のテナントであるため、建築躯体である床に固定物は御法度です。百貨店側も若干の猶予はあるものの作図側は描かないほうが得策です。

ここは、現場サイドで考案することがあるので、逆に描いていないとも取れます。

店内コーナー配置したフィッティングルーム ②

フィッティングルーム(以後FR)造作図の外観と内観図及び、建具の部分詳細図です。

店舗内で限られたスペースにFRの配置は難しいものですが、 このショップの場合は、ある程度の判断がついていした。

はなから、この位置しかないと最初から理解していましたから。狭いショップの場合は意外と答えが出ているものです。ただ、メンズのFRとしてはちょっと狭く感じますね。

尚、 FRの建具の詳細も、この際しっかり理解しておいてください。違いはあれどほとんどが、この収めになっているはずです。

消防進入口を隠す建具図 ③

上の作図は、建築躯体に消防隊進入口があることから、鉄扉の前にやもおえなく設置した建具です。

規則だから、ここはしっかり理解することが肝心です。建具自体は通常の考え方で良いと考えます。

ここでは、アパレルで良く使用されるのですが、俗に言う「一点掛け」を2段で設定しました。ジャケットなどを掛けることが出来ますね。

もし、「一点掛け」以外のアイデアとなると、ミラー貼りで姿見として活用する手があります。いずれにしても、百貨店などでの店舗を設計するときは、必ず現場調査は欠かせません。

壁面ドレスシャツ什器 ④

スーツ売場になくてはならないドレスシャツの壁面什器をご紹介します。 過去にもシャツ什器は多く描いてきましたが、この什器が一番シンプルで使いやすいと考えます。

特にこれといったデザインは施していませんがこの場合、必要ないんですね。 あくまで商品を売るのが目的ですので、什器自体は出来るだけシンプルな作りが良いのです。

またドレスシャツの場合は「色」「襟のかたち」のバリエーションが多くて大変です。 什器の使い方は、什器の上部でコーディネイトされた商品を展示します。

ネクタイなどお付けても良いでしょう。 下部の棚には、上部で展示された商品の色違い、サイズ違いなどを陳列する仕組みです。

しっかり魅せて売るということが大切です。
注意点は、上部の「シャツディスプレー」のパネルの角度です。

店内に配置されたガラス棚什器 ⑤

中央に位置する、ガラス棚什器の姿図とその詳細図です。ちょっと窮屈な図面担ってしまいました。

しかし、ひとつずつ見ていくと、しっかりとした納まりが描けています。この場合、右上に描いてあるそれぞれの部分詳細図は、別用紙に移すべきです。

まずは、什器図として三面図を必ずキープし、詳細図に関しては空きスペースを出来るだけ利用して描いていくことが基本です。

ただ、こようなケースは良くありますので、各々の判断で行っていただければ結構です。

サービスカウンターの姿図と各断面図 ⑥

サービスカウンターの姿図と各断面図ですが、一見、何処にでもあるシンプルなものです。

断面図に関してもこの当サイトでは、過去にもご覧頂いただいた作図と類似しているものです。

ただ、注意すべきはこのサービスカウンターは百貨店での使用のものです。巾木にある、渡りコンセントやブレーカーなどには、気を配ってください。

店内に配置された什器群 ⑦ ⑧

シングルハンガーの姿図 ⑦

シングルハンガーの姿図というか三面図です。
このシングルハンガーラックは、このメンズショップのイメージをふまえた上でデザインされています。

什器下部にデザインらしきものがうかがえまが、シンプルで使いやすさは他のそれと変わらないものでしょう。

後、図面にサイズなどが記されていないことに気が付きます。 チェーン店ということから、この図面はすでに出来ていて、発注時に添付する程度のものです。(マニュアル)

周知も理解しているため、あえて細かいことは記していません。手抜き図面のようにも見えますね。

ディスプレイ用ステージ ⑧

こちらの図面は、ショップファサードのトルソーを置くステージです。今では、こういう形でのステージも少なくなりました。余り意味がありませんね。

当時は、ちょっとした工夫だったようですが今では邪魔になっていけません。最近はステージを使うより、床からダイレクトに置くようになっています。

ファサードの行灯サイン作図事例 ⑨

最後になりましたが、上の作図はショップの行灯サインです。店頭の柱横に配置されています。今では、時代遅れのような気がします。

ですから、私などは懐かしく感じますが、昔はこういうのもあったんだ。なんて感じながらご覧下さい。

尚、この作図の解説もしたいのですが、長くなりそうなので、今回は割愛します。時間をいただいて詳細図編で投稿しようと考えています。

以下サイトで、ファサードの行灯サイン作図事例 ⑨ の詳細図がありますので、是非ご覧下さい。

ファサードサインの三面図と断面詳細図

デザインランキングに参加してます。
応援お願い致します!

↓ ↓ ↓

デザインランキング