前回の続きで、今回は、「施設内通路を最大限活用したメンズスーツショップ〈什器図〉」ご紹介です。

環境編は、ごらんいただけましたか?まだの方は、以下サイトからご覧いただけます。では、よろしくお願いします。

壁面VPパネルの外観図と断面図

マニュアル化されたメンズスーツショップ壁面VPパネル

まずは壁面のVPパネルの外観図と断面図です。

仕上げはブナ材のCL(クリアラッカー)仕上げで、4枚のパネルで構成しています。

それぞれにアイテムシャフト(現在のロイヤルベルラ)を取り付けて他の壁面什器と見せ方を変え、差別化しています。
若干のコストは掛かりますが、スリットと比べると見え方は断然良くなります。

このパネルにはもう一つ仕掛けがあって、パネル自体を取り外し可能して通常のパーツを使用した展開も可能になっているのです。

VP演出と通常陳列の両方の機能を兼ね備えた汎用性ある什器ですね。

壁面シャツ什器の外観図と断面図

マニュアル化されたメンズスーツショップの壁面シャツ什器1

スーツをメインに取り扱っているショップでは、必ず言って良いほど必要なシャツ什器です。
壁面の大きな什器ですので、色々機能がつけることができ、迫力もありますね。

上部のディスプレーパネルでは、シャツ+ネクタイでコーディネート演出が必須です。
そのディスプレーされたシャツのサイズ、カラー違いを下部のボックスに陳列します。

また、什器中央に斜めになった棚には、コーディネートする商品群を陳列します。
すなわち、ネクタイやシャツに付随する小物等を陳列出来るようにデザインされているのです。

まさにお手本のようなVMDを演出出来る什器です。

完璧な什器ですね。

ぜひ、ご理解なさってください。結構使えるかもしれません!
上部のディスプレイパネルを拡大したものも載せておきます。

マニュアル化されたメンズスーツショップの壁面シャツ什器2


接客カウンターの外観図と断面図

マニュアル化されたメンズスーツショップの接客カウンター

メンズスーツショップの、接客カウンターの外観図と断面図になります。
店舗面積が小さいせいか、単品什器の設計も少なくてすみます。

お客様のサービスカウンターも併用する什器ですので、意匠的にはいたってシンプルです。
この作図から見ても、基本的な機能面は十分備わっているようです。

尚、巾木にコンセントが配置されていますが、これは百貨店でよく使われている渡りコンセントです。

百貨店のコーナーによっては、このコンセントの形状等が変化することがあり、気をつかいます。

サブカウンター什器の外観図

マニュアル化されたメンズスーツショップのサブカウンター

このメンズショップの単品什器のご紹介も、このサブカウターで最後となります。

前回ご紹介したカウンターと同様、シンプルな造りの什器ですね。
機能面だけを追求した什器ですので、通常のFAXやパソコン等が収納出来ればそれで納得出来ます。

 尚、平面図上には棚什器とT字ハンガーがありますが、他店からの持ち込み什器だったので図面がありませんでした。

これで、マニュアル化されたメンズスーツショップの図面事例は終了します。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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