店内奥壁面と右手壁面は、フェイスアウトと棚板で構成されたシステム什器と、棚板のみで構成されたシステム什器が交互に並んでいます。

スリットのピッチが同じなので、統一感のある陳列が可能です。

まずは、キープランで位置関係をご確認ください。

壁面造作でのシステム什器の姿図と詳細図のキープラン

展開図では、D展開図とE展開図に表現されています。
展開図はこちらでご確認ください。
ショップフロントにインパクトがある展開図

フェイスアウトと棚板で構成されたシステム什器

フェイスアウトと棚板で構成された壁面システム什器

このアウトドアショップの、基本壁面の什器姿図と断面詳細図です。
キープラン<A>に位置しています。

いつもいっていますが、明確なVMDが構築された什器です。

VMDとは「見せて、売る」ということですからまさしくぴったりの什器です。

上部で商品をフェイスアウトして(コーディネート)下部でその関連商品をブリューム陳列します。
それほど大きくない店舗では、このシステムは不可欠です。

尚、断面の拡大図も添付しておきます。
ディティールを理解して下さい。

フェイスアウトと棚板で構成された壁面システム什器の断面図

棚板のみで構成されたシステム什器

棚板のみで構成されたシステム什器

上記の什器と形状は同じですが、機能がハンガーから棚に変わったものです。
キープラン<B>に位置しています。

棚は、帆立にてダボ式で可動できます。また棚下照明も取り付けています。
ラインコンセントが確認できますね。

壁面については、先回のハンガー什器とこの棚什器で十分なボリュームが出ます。

ですから店内フロントは軽く演出して奥に行くほどボリュームを持たせる手法が可能となります。
ご理解いただけますよね。

断面図と詳細図を拡大しましたので、添付しておきます。

棚板のみで構成されたシステム什器の断面図と詳細図
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