壁面造作でのシステム什器の詳細図1

このショップの壁面は、方立てで仕切った壁面造作什器と、スリットシステムだけで構成した壁面什器があります。

ここでは、店内左手に設置された壁面造作什器をご紹介させていただきます。
では、位置関係からどうぞ。

壁面造作什器の位置を示したキープラン

展開図では、B展開図とC展開図で表現されています。
展開図はこちらでご確認ください。
ショップフロントにインパクトがある展開図

フェイスアウトと棚構成で商品を見せる壁面造作什器

壁面造作でのシステム什器の詳細図1

フォーカルポイントとほぼ向かい合わせに位置する、壁面造作什器です。
キープランの<A>の部分ですね。

ここでは、フェイスアウトと棚構成で商品を陳列しています。

壁面はスリットシステムを採用していますので、スリットのピッチを統一しておけば、備品は何処の壁面にも設置できます。

尚、レイアウト上システム壁の横には、ミラーを設けました。

部分詳細図も載せておきます。

オペレーション機能を盛り込んだ壁面造作什器

オペレーション機能を盛り込んだ壁面造作什器

キープラン<B>に位置する造作什器です。

狭い空間を利用したサービスカウンターは、非常に効率良くまとめなければなりません。

今回のカウンター機能は、主にお客様の管理などや、本部とのオペレーション機能が盛り込まれています。

その他、取り置きスペースなども必要ですね。 百貨店では、バックストックが持てないために商品のほとんどは店内で管理するそうです。

その為、店内の空間は出来るだけ使用出来るように考えなければなりません。商品ストックスペース等も同様です。

このあたりは、店長などとしっかり打合せをします。 ちなみに、この什器の仕上げはオール木下地の化粧板仕上げです。

こちらは、部分詳細図の拡大です。

オペレーション機能を盛り込んだ壁面造作什器の部分詳細図

フェイスアウトとショルダーアウトで構成された壁面造作什器

フェイスアウトとショルダーアウトで構成された壁面造作什器

この図面もコーナー詳細図のものです。
キープランで示した<C>の部分になります。
赤で描かれているのはストックの断面図と解釈して下さい。

こちらの壁面機能は、フェイスアウトとショルダーアウトで構成されています。 尚、棚には商品の照らす照明を取り付けていますのでより見やすくなるでしょう。

この形式のショップはほとんどが、こういう壁面構成で組まれています。

チェーン店ですのでマニュアル通りに設計すれば、なんてここはありません。 要は壁面をどう見せるかによって売り上げに左右するということですね。

尚、部分詳細図は<A>と同じになりますので、そちらをごらんください。

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