この記事で、英国がルーツのダンディなメンズショップ事例は、最後になります。
このショップでは、中央にレイアウトする什器が3台しかありません。いかに壁面の機能が充実しているか、お分かりいただけると思います。
また、通路幅も大きくことによって、店内を広くみせると共に回遊性も助長させる効果もあります。
尚、店舗環境図は以下からご覧ください!
ビジネス、カジュアル共に持ち合わせたスタイリングショップ 9月、10月と非常に忙しい状態でしたので、しばらく記事を投稿出来ずにいました。ですから、久しぶりの投稿となります。 今回の店舗事例は、は、英国がルーツとなったダン …
素材にこだわったオープン什器
店内に2台レイアウトされた、オープン棚什器です。
天板と側面にガラスを落とし込んでいるのですが、フレームのR面はレザー貼りになっているのです。
ステンレス製のパイプフレームとレザーの組み合わせは、なかなか面白い発想ですね。
大人の男性が持つクールさと渋さを連想させながら、曲線を使って柔らかさも感じさせるフォルムになっています。
多様な演出ができるネストテーブル
アパレルショップでは定番化されているかのように、多くの店頭にレイアウトされているテーブル什器です。
この什器の利点は、人気商品や売れ筋商品をアピールできるだけではありません。
同じフォルムでサイズが違うテーブルの組み合わせは、半身のトルソーやハンガーなどで様々なシーンを演出する事が出来ます。
什器高さに段差を設けることで、見るお客様の視線を広く動かし、より多くの情報を与える事にもつながります。
今回は、男性客がメインターゲットですので、各テーブルの高さを若干高めの設定にして、目につきやすくしています。
仕上げは、他の什器と共通のレザーと木の組み合わせです。
濃い目の染色と、上手くマッチしていますね。
デザイン性の高い2WAYハンガー
最後の事例は、ハンガー什器です。
2WATハンガーをアレンジし、2本のハンガーパイプをそれぞれ独立させています。
これにより、ディスプレイのバリエーションが増え、高さが可変する機能も含めて多面的な見せ方が可能となりました。
ベースをレザーで仕上げ、意匠の統一を図っています。
以上で、英国がルーツのダンディなメンズショップの事例は終了になります。設計者の皆様のお役に立てればと幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
尚、このショップのその他の図面集がありますので、以下サイトを参照ください。
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