今回、お届けするショップは、かつて一世を風靡した海外ブランド。デニム中心のメンズカジュアルショップです。今回は店舗環境図をご覧頂き、2回目でそのコーナー詳細図をお届けします。

個性ある商品と共に、環境図でも随所に興味をそそるデザインが施されています。全国展開に合わせ、図面のほとんどがマニュアルでした。ですから、作図的にはそれほど難しくはなかったような気がします。

納めについても、マニュアルレベルだったので、ある意味、楽させて頂きました。作図は、今から凡そ20年前の2004年の夏に仕上げたものです。ただ、当時の作図レベルがかなり酷いので改めて、描き直したのが今回の作図です。

邪魔な共通柱を旨く活用した平面プラン

デニムとカジュアルファッションのメンズショップの平面図

まず、平面図を見ると眼に入ってくるのが店内中央にある共通柱です。これって、マニュアルがあるといえども、とても厄介な代物でした。

クライアントと相談の上、見通しは悪くなのを覚悟の上で、こういったレイアウトになりました。しかし、今改めて見ると、「なかなかやん!」って感じもします。(良い意味でね)

この時代は、ストックルームも広くとれました。今のテナント(百貨店)だったら、こうはいきませんね。良かった時代とも言えます。

また、見せ場も両サイドのショーウインドウだけで、ショップイメージを感じ取っていただけます。これは店舗の重要な役割となるので、素晴らしい位置に設置出来たと感じます。

店舗間口を大きく取るようにしました。そして、店舗奥でVMD明確をしました。これでお客様を奥まで来させ、回遊性を高めるのです。約20坪の店舗ですが、これで充分な働きが出来ましたね。

個性的なデザインが随所に光る展開プラン

デニムとカジュアルファッションのメンズショップの展開図1

図面が、モノクロなので、面白さや楽しさは伝わってきませんが、その機能や意匠だけでもしっかり読み取って、見聞を広げてください。

A展開図は、店頭のショーウインドウが見られます。中央の壁面什器は、共通柱の表面を描いています。尚、今回の環境図には、単品什器は入れていません。

あくまで、施工中心での作図なので、あえて外してます。その点をご容赦して頂いて、見てください。次にB展開図は、店舗入って右サイドの壁面を描いてます。ストックルーム建具が確認できます。

C展開図は、店舗奥壁面で、ここには個性ある姿見が見てます、尚、連立する壁面什器の上部も特殊なデザインが施されています。(あまり参考にはなりません)

デニムとカジュアルファッションのメンズショップの展開図2

D展開図〜G展開図 を表現してますが、前述したようにあっさりして面白みは感じません。ここでは、壁面に設置した連立什器の側面図が確認できるのと、個性豊かなフィッティングルーム出入り口の建具が目立ちます。

店舗は、あくまでシンプルにというのが私の癖で、商品を際立たす店作りを過去から目指してきましたので、この店舗は好きな方ですね。

最後に、店舗環境図には、『キープラン』なるものを必ず、紙面のどこかに入れておくのが、ルールです。これがあれば、素人さんにも説明が付きます。

初歩的なことなので、絶対に忘れることの無いようにしてください。今回は以上です。

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