新たな図面資料をまとめきったので、連載を始めます。
主にトリートスタイルを追求するアウトレットショップで、レディースのカジュアルが主体です。
図面の提出日を見ると、2006年となっていますから、10年前のものです。
10年前といってもこの平面計画を見ていると、カジュアルな躍動感とインパクトが感じられます。
今見ていても、何の遜色のないと感じています。
もちろん、平面図だけでは店舗の雰囲気がはっきりって分かるわけではありません。
しかしこれを見る限り、かなり興味深い展開図が出てきそうで期待感は大ですね。
この平面プランを見ていると、とても動きを感じます!
まさに、レディースカジュアルショップに相応しいレイアウトだと感じます。
ショップというものは、あくまでも雰囲気が重要視されます。
そして、そこに来る対象客の好みに何処まで添えるかが最重要課題です。
通路と平行に飛び出た壁面、売場とオペレーションスペースがはっきり分かれた構成は、素晴らしいとしか言いようがありません。
また、店頭には明確なVMDが配置されていて、「何を売りたい」というのが良く理解できます。納得です!
天井伏せ図は、このように↓なっています。
このようなショップを設計するには、やはり感性が必要です。
日々その感性を磨いていることこそ、素晴らしいデザイナーを生むこととなるのでしょうね。
ですから、これからこの職業に携わろうとしている読者の方。
今後、いや未来に向けて図面が描けるということは当然で、それよりむしろセンスを磨くことに専念しても良いのでは無いでしょうか?
まあ、難しい話ですで申し訳ないですが、感性を研ぎ澄ますというか、何かそういうものを養って行かなくてはなりませんね。
ちょっと横道にそれましたが、ということで次回をお楽しみ!
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