いつの頃でしたかね、こんな屋台に集合体が出来たのは!そういえば、昔々の記憶ですが、某デザイン会社の専務からのお頼みでした。

最近では、イートインなんてことばでデパ地下や各商業施設のフードコートなどではお馴染みです。

ただ、この施設に関しては、飲み屋であって大阪の有名処の店が5件入って、イートイン。

最近は、大阪各地のステーションビルにもこのようなスタイルの店舗は多く見られますが、今回の事例はその基本となるので、私にはとても参考になっています。

まあ、立ち飲みと言えば何ですが、大阪駅での展開なのでちょっと飲み感覚でしょう。それでは本題へ!

効率よくレイアウトされた平面プラン

今回は、環境図である平面図、天伏せ図、厨房区画図をご覧頂きます。

イートインスタイルの飲食店舗の平面図事例と言うと響きは良いですが、ようは立ち飲みダイニングです。

最近では、このスタイルの飲み屋が関西でも多くみられるようになりました。

この物件は、JR新大阪内でのイートインスタイルの飲食店の作図集です。狭いエリアを旨く活用された事例だと思いますので、投稿に至りました。

5店舗ものテナントをこの狭い空間に配置した例はあまり見ません。まあ、カウンタースタイルが主なのでそれも功を奏したのでしょう。

また、共有空間の中にはカウンターテーブル席が配置され、「狭いながらもなんとか」で、まさに大阪の「食いもん屋」って感じです。

店舗はもちろん大阪が代表する人気店がずらり!

平面計画に沿った明るめの照明計画

上記は、天井伏せ図です。

天井には、15×20のタモ材でライン取りをしての意匠ですが、コストが無いもののシンプルでいいんじゃないですか。

照明配当はこれで充分です。ちょっと昭和のムードも漂います。まさに屋台村?

左上の照明器具リストがあるので参考にしてください。また、天井意匠の断面図も表現されています。

厨房区画図と各断面図

もうお解りでしょうが、水廻りには必ずと行って必要不可欠な厨房区画図です。

ブロック図は、さておき断面はしっかり描けているので問題ないでしょう。後は現場優先でお願いしたようです。

尚、この断面図では見にくいので後日、描いてみることにします。

以上、店舗環境図としての説明は、ザックリいきましたが、この程度で理解していただけたと思いますが、如何でしょうか?

続いて、その環境の中で配置されている什器を進めます。

イートインスタイルの飲食店舗に欠かせないカウンターテーブル

イートインスタイルに欠かせないカウンターテーブルのご紹介です。

店舗内環境は、「和」の雰囲気ですからそれに習ってこういうデザインでまとめたようですが、至ってシンプルな造りで何処にでもありそうな代物です。

このようなテーブルを店内に4つと円形テーブルが配置されてます。

念のために、下部に配置している平面図で確認してみてください。ここでの、注意点はテーブルトップの高さです。

テーブルトップ、H=1000mm、D=75mmとなってますが、立ち飲みスタイルなのでこれで十分だと感じます。

また、荷物置きも設けてあるのが親切ですね!

その他、特にお伝えすることはありませんが、目隠しとは言えないまでも、ちょっとしたパーティションも納得です。

この店内には、これ以外にも多くの種類の家具備品がありますので、平面図にまとめてみました。

ほとんどが既製品での構成ですが、これがローコストに繋がります。

それに、家具屋に任せておけばとても楽ですし、納品の時点での立ち会いだけで、特に打ち合わせはいりませんから手間が省けます。

何軒もこのような店舗を設計してると自ずとこういうスタイルになってきますね!

設計者って、現場がはじまるととても忙しくて大変です。特に決め事の多い物件は、出来るだけ簡易に済ませようと考えざるをえません。

私の場合は、手間を出来るだけ省き、集中しなければならない仕事を大事にします。

イートインスタイルの飲食店に欠かせない設備

イートインスタイルの飲食店に欠かせない設備の一部をご覧いただきます。

それは、ダストボックスカウンター手洗いですが、これらの設備については、ファストフード店ではお馴染みですね!

まずは、その位置確認のために平面図をご覧ください。

まずは、トップページにあるダストボックスカウンターです。
この形式は、前述したようにファストフードでよく見かけるので、すでにご存じの方も多くいるともわれます。

造りは、単純なものなのですぐに理解できますよね。ただ、カウンタートップは衛生上も考えSUS HLの平板を取り付けられているのが、特徴と言えば特徴です。

この集合店舗の場合では、もうワンセットあれば良かったのでしょうが、スペース上、無理があったので取りやめにしたそうです。

次にこちらも、保健所の指示で必ず設けなければならない手洗いです。

こちらも、図面を見て頂ければお分かりでしょう。特記することはありませんが、店舗設計図一式ということで、添えました。

今回は、かなりのローコストでの物作りでしたが、仕上がりは特に目に付く欠点は無く全体が旨く収まったようです。

最後に、店頭のメニューボックスを追加して終わりにします。

下記の写真を見ていただければ、図面の方は理解できると思うのと、こんなメニューボックスがあるんだな〜程度でご覧になり、あなたの今後の参考にしてください。

今となっては、かなり古めかしい店舗になっているのと思います。そういえば、テナント入れ替えもあった有ったようです。いつの時代も栄枯盛衰ですな。

それでは、次回をお楽しみに田所でした。

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