各断面詳細図

先回の環境図については、理解して頂けたでしょうか?

なんせ、初めて描いた図面なので旨く説明できたかは疑問ですし、見られた方も理解に苦しんだと感じます。

何れにせよ、どのような図面も対応が出来るのが私の強みですから、いままでも良からぬ無理ごとを言われてきました。おかげでかなり鍛えられました、今は感謝しています。

さて、今回から以下に示された断面指示に当たる箇所の図面を紹介することにします。
6箇所の断面詳細図と、建具図が一箇所です。

木工組+木パネルので製作図面ですから、参考になる断面図とは言えませんが、断面図の勉強にはなるでしょう。
目についた箇所はメモってください、真似ってください。

a〜b 断面詳細図

まず、a 断面詳細図、b 断面詳細図からはじめます。
ここは、高さの違う前面パネルの立面図を描いて、左側にその断面詳細図を描いています。

a 断面詳細図は欄間部のみ、b 断面詳細図は欄間部とその下の造作部を描いています。
断面図はこれが基本となります。

b 断面詳細図の右に欄間の裏面を描いていますが、これは目隠しパネルとなり、それを固定用の金物ピース固定した状態を描いています。

やはり木工組+木パネル構成なので、こういった手法で完全固定を目指します。

箱物を作っているって感じですが、木製というのが辛いところです。
後で聞いた話ですが、このエリアは使い回しと聞き、なるほどと感じました。

展示会の使い回しを思い出してつい笑いが…….。

以下に、展開図を入れておきますので、それぞれの断面詳細図と見合わせてください。
それでは進めます。

c,d 断面詳細図

こちらのは、c 断面詳細図d 断面詳細図となりますが、断面指示が左から順に示されていません。
トップ画像の指示図と展開図を見合わせて、進めてください

c 断面詳細図についてはこれと言った内容は無く、機器寸法の見え白が2300mmなることだけです。

d 断面詳細図では、機器の見え白が、1720mmとなりここでは目隠しパネルを付ける必要があります。
紙面右半分に詳細図が描かれていますので参考にしてください。

この場合、50×25スチールパイプ横桟としています。これも意匠ですので準じて描きますが、
納めがややこしかった。

後.床と天井との止め方(固定方法)なども、図面から読み取ってください。細かく描いてますのでしっかり見るようにしてください。

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