はじめに

今回紹介するのは、食品売り場の一角に備えた「イオン水」を無料で提供するエリアです。

それぞれのスーパーでは「おいしい水」と称して、無料で提供知る店舗が増えていた頃ですかね。

これも客呼びの一環であって、当初はその安全性に疑問符があったようですが、最近ではどうなんでしょう。

私も余り詳しくは無いので、触れずに起きますが、「おいしい水」以外にも食品コーナーには不可欠な機能も付随した、言わば食品売り場のサービスエリアとでもしておきましょう。

本来は、ちゃんとした施工で設置した方が良かったのかもしれませんが、このサービスエリアは木軸でのパネル工法で作りました.ひょっとしたら移動も視野に入っていたかもしれません。よろしくお願いします。

事情はさておき、これほどのサービスエリアも珍しいと思い、皆さんと共有しようと考えました。
若干の不安材料はありますが、図面としてはしっかりした内容になってます。

汎用性、アレンジも考えられますので、活用していただければ幸いです。

効率を考えた平面プラン

以下図面を見てください。

普段、付け足しのように設置されているこれらの機材ですが、こうしてまとめるとひとつのコーナー、またはエリアとして存在感は感じますね。(考えた人凄い!)

私も初めて描いた図面ですから、かなり珍しい図面と考えます。
参考資料としても充分活用できる価値ありです。内装屋が描くことはない図面ですね!(笑)

まずは、平面図の読み取りから始めてください。

普段聞き慣れない機材がありますが、それなりに慣れればいけると思います.私も機材に関しては明るくはありません。その辺りはご容赦を!

カラーで魅せるインパクトな展開プラン

平面図と両側面図は理解して頂いたと感じますが、今度は展開図を説明していきます。
って言っても、大きな括りと、小さな括りの構成で成り立ってます。

これについても、クラインとの方で悩んだようですが、結局こういったかたちに落ち着いたってことです。尚、高さについては、この装置の後ろにエスカレーターが合わせ、「LOCKER」部分は低くさました。

こう見ていると、このコーナーの売りは「イオン水」なのですね!

ただ、素晴らしいのは前述したようにあらゆる機材をひとつにまとめ、カラーで魅せたあたりです。
スーパーにはよく行きますが、このような大がかりな装置は見たことがなかった。

これを描いたのが、20年ほど前ですから、当時では画期的ですね。
最近でも、このような大規模なサービスコーナーは見られません。

二枚目の図面は、天井伏せ図と、この装置の内側の展開図です。
これについは、特に説明を加えることはありません。

しかし、天井の納め図と、スケッチはしっかり理解するようにしてください。
けっこう深く考えましたから。

ただ気になったのが、木パネルということで、その強度については造作部隊としっかり打ち合わせました。

現在では、存続はしていないでしょうが、所々の納めは活用できますので、是非覚えておいて欲しい事例です。

以上となります。

追って、この装置の詳細図などを紹介する予定で、図面をまとめています。

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