はじめに!

今回は、『シックな雰囲気と高級感漂うジュエリーショップ』の店内造作図の後半《02》をご紹介します。
前回と同様の進め方で行います。

以前、お届けした店舗環境図については、理解していただいたと感じますが、まだの方は以下サイトで確認してください。

店舗環境図をしっかし理解して、以下の造作図を納得することで店舗設計が成り立つと考えています。

では、店舗環境図は以下サイトで見られます!

以下、平面図は店内造作のヵ所と単品什器の配置を指示した図面となります。是非参考にしてください。
今回は、⑥〜⑩までを解説していきます。

⑥ 壁面固定式ミラーパネル

店舗内でよく見かける「姿見」ですが、我々はミラーパネルと読んでいます。
エントランスはいって、右奥の柱形に取り付けましたが、寸法的にも適正で、作図もしっかり描かれているようです。

この手のミラーパネルは、カタチは違えどアパレルショップや今回の事例となっているジュエリー店でもよく見かけます。

ユーティリティ什器としては一番の立役者です。

作図をするさえの注意点としては、壁面への取り付けです。図面の右上に取り付けの収め図が入ってますが、大方の納めがこのような形で行います。

こちらは、是非覚えておいてください!

⑦ レジカウンター

極々一般的なレジカウンター(レジ台)です。
作事を見る限り、かなりの機能を備えていると見え、ヤケに指示が多い!

細かいことは言いませんが、作図をするなら最低限このぐらいに描いておいて欲しいと感じます。
用紙スペースがない中で、よく収めたと感じます。

通常では、用紙を2枚に分けて描くことをお勧めします。

尚、嬉しいのはカウンター前に手荷物置きを付けているところです。
設計者は、こういった気配りが必要です。

ここでの注意点は、作図を進める際にこの店を預かる店長などに、このカウンターで必要な機能を事前に確認しておくことです。

レジカウンターや、サービスカウンターはデザインも大切ですが、絶対優先は機能です。
ですから、機能内容をしっかり理解してあげることが、設計者の気配りともいえます。

⑧ 壁面ディスプレイ用飾り棚

さて、ちょっと疲れてきましたが、頑張ります。

上の作図は、壁面ディスプレイ用飾り棚ですが、空間にスキが出来たときなどに使う手で、小技みたいなもので、私はよく使います。

この場合は、服飾の雑貨などを演出したり、季節の小物なども良い雰囲気が出て感触が伝わる装置です。
これも是非真似ってください。

作図は、ちょっと間違っています。

下段に、棚が一枚入っていますが、これは除いた方が得策です。すっきりした額縁のイメージが台無しです。
注意が必要です。

壁面への取り付け方はGOODです。

⑨レジバックカウンター

上記は、レジバックカウンターですが、レジカウンターの後ろも壁面に配置します。
大概とは言いませんが、商業施設にあるテナントなどを見ていると少なからずよく見受けらるシーンです。

真似る要素は、多々ありますがやはりここは読者の方のアレンジが必要です。
あくまでも、オリジナルを尊重しましょう。それはあなたのモノとなりますから…..!

作図レベルは、初心者レベルと考えてください。

注意が必要な箇所はありませんが、間接照明の詳細図にはもっと工夫が必要と感じます。
これについては、姉妹ブログ『図面屋.com 店舗設計詳細図「虎の巻」』を参考にしてください!

間接照明で検索すれば、ヒットするかもしれません!

⑩ 建具図面

最後は、店舗と事務所の出入り口に設置された建具です。
一般的で汎用性を感じますが、作図については、初心者の方はちょっと厄介かもしれません。

しかし、じっくり、しかもゆっくり読み込めば理解できます。
そして、描いてみてください。

時間を掛ければ、きっとあなたにも描けるようになります。

箱物家具や什器は、ちょっと経験を積めば描けるようになりますが、建具図は書けるまでに時間がかかります。
そこは、我慢です。

尚、この作図に関しては別サイトで解説するようにします。
ここで書けば、時間がかかりますゆえ、詳細図専門家に書いてもらいます。ご容赦を!

さてさて、疲れますね。口頭で説明すれば約半分お時間なのにって思います。
でもここは、皆さんのため、有望な図面屋さんのためにと頑張りましょう。

長々とお付き合いありがとうありがとうございました。
尚、乱文にはご容赦ください!

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