コーナー詳細図集_その1

『リーズナブルで美味しい中華レストラン!《環境図編》』を投稿してからかなりの時間が経ちましたが、内容は覚えておいでですか?

当方、急な仕事が入ったので誰にも頼めず、つい甘えてしましました。ご容赦!

さて、今回はその続きでの続きで、『リーズナブルで美味しい中華レストラン!《詳細図編》』をお届けします。それでは、いつもと同じように説明する箇所を以下の平面図に示しておきます。

普段我々は、この作図をコーナー詳細図と呼んでますが、この呼び名は定かではありません。要は、平面図では読み取れない箇所を縮尺を下げて製作側に理解を求めるために描く図面と解釈してください。

詳細図指示図

A. エントランスのゲートの姿図と詳細図

まず、下の店頭サインを含むエントランスゲート図を読み取ってください。初心者の方にはちょっと厳しいですが慣れれば、あなたにも問題なく描くことが出来ます。

まず、三面図を描いていきますが、什器を描くわけでは無いので、ここは、平面図と立面図を描き、それから断面図を描いていきます。その後に必要と思われる箇所の詳細図を描いていきます。

詳細図は、平面図に赤で囲った箇所です。a,b ですね!

では上の図面、右上、右下の平断面詳細と縦断面詳細図を時間をかけて読み取ってください。図面を読みとるところからはじめれば、作図は訓練でなんとでもなります。

尚、フォルムについてはデザイン要素に関わるので真似る必要はありません。ただ、こういったデザインがあった!程度で自分の頭に残してください。

ただ、こういった手法はよく見え受かられて私もよく使いますし、こういった間接照明の入れ方も熟知しています。出来ればですが、ご自分でデッサンしてください。そして、頭に入れることです。

B. サンプルケースの姿図と詳細図

次は、飲食店では欠かせないサンプルケースです。これについても、作図の進め方は前述と同様、三面図と各部詳細図です。

ここの『キモ』は、図面右上のあるガラス枠とガラスの納めとなります。一見厄介とも思われますが、ひとつひとつ見ていけば、それほど難しくはありません。

焦らずゆっくり読み取れば、どうってことの無い図面です。『リーズナブルで美味しい中華レストラン!_01』を見ながら、進めてください。

詳細図については、別途に設けますのでそれまで、この図面を理解することが肝心かと思います。図面ていうのは最初は厄介ですが、慣れてしまえば面白くなるモノです。

以下サイトには有益な情報がありますので、是非ご覧ください!

C. カウンター席の外観図

以下図面は、エントランス入って右に位置するカウンター席の図面です。壁面には厨房内を垣間見ることが出来ますが、あまり手の内は見せない方が良いでしょう。私ならここには何らかの意匠を施します。

ただ、メリットもあります。

というのは、店側の都合かもしれませんが、こうすることで厨房内の把握出来ます。逆にホールでの状況もこのウインドを通して厨房内からも確認できます。お客様へのサービスの一環と考えられます。

この図面も、詳細図らしい作図がありませんので、仲間内にお願いして描いて貰うつもりです。しばらく雄松ください。

ここでの説明はこの程度で良いでしょう。図面が無ければ説明できませんから…….。

D. パントリーエリアの外観図

以下、パントリーエリアの図面です。詳細図というより展開図の拡大版といったところでしょう。特にこれといった特徴は無く、この店舗内空間を旨く使った手法です。

面白いと感じたのは、壁面全面にが引き出しらしきデザインを施したところでしょう。よく見ると奥行きが無いので、これはダミーです。

よく使う手法ですが、私的にはあまりお薦めしません。仮にダミーとするなら、ダミーではない引き出しがってその面にどうしようもない余り空間がるなら面白いでしょう。

壁面全面が、ダミー!如何なモノでしょうね。使い方には注意を!

今回はここまでとしますが、やはり説明は直にしたいものです。文章では説明し辛い箇所が多くありますし、納得して貰うのも限りがあるからです。ご容赦を!

最後に、先回の内容を確認されたい方は復習として以下サイトへお進みください。そうでない方は今回の内容をしっかり理解するために、再度上記の内容を読み取ってください。(時間が許されればの話です)

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