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2つのブランドで構成された百貨店平場のキッズショップ〈什器図編〉

前回でこのキッズショップの環境関連をご覧いただきましたが、今回から単品什器を追ってご紹介していきます。

環境図編はこちらです。
⇒ 2ブランドで構成された百貨店平場のキッズショップ〈環境図編

では什器図編をごらんください。

フロントで見せ場を作るオープンテーブル什器

まず、ショップのフロント部に配置されディスプレイを兼ねたオープンテーブルです。

子供服売り場なので、什器高はちょっと押さえ気味で設計してます。

ラッカー塗装+ベルビアン貼りで仕上げているため、優しさが感じられるでしょう。

また、什器の角が危ないので、落としておきました。
機能も下部に抽斗を設け、収納にも気を配ります。

このようなオープンテーブルは、フロント以外にも配置が可能です。
多様な使い方ができる、使い勝手の良い什器と言えます。

フロントにレイアウトしたガラス棚什器

キッズショップの、ガラス棚什器の姿図と断面詳細図です。

このガラス棚什器は、平面図ではフロントに配置されいます。
が、本来は店内の中央に配置されても良いでしょう。

百貨店の場合、レイアウト替えが多発します。 今回ご紹介している単品什器は、どれをとっても使いやすい什器と考えます。

什器高はブリュームを出すために、H=1050に設定しています。
子供服では通常のサイズです。

尚、天板部分に棚下照明らしきものを取り付けしました。
透過性をよくするため、下段もすべてガラス棚にしています。

幅広い商品陳列ができるゴンドラ什器

こちらの什器は、何処の売場でも使用されるシステム使用のゴンドラ什器です。

什器としてのイメージは、ややダウンしますが商品陳列やその機能を考えると不可欠な什器です。

デザインはあくまでオリジナルなものとし、仕上げはシンプルにSUS_HL仕上げとしました。
機能としては、両面あるのでハンガー類と棚構成でまとめました。

この什器のフレキシブル機能が、ショップにとって良い結果が出ると感じます。

尚、この什器の付属備品には既製品を使用しました。

ボックスタイプのガラス棚什器

この図面は、ボックスタイプのガラス棚什器姿図と断面詳細図です。

平面配置を確認しますと、隣のブランドとの境界線上に当たります。この什器は、左側にレイアウトされたものです。

平面図はこちらの記事をごらんください。
⇒ 2ブランドで構成された百貨店平場のキッズショップ〈環境図編〉

ちなみに我々同業者は、この什器を背割れ什器とも呼んでいます。

ブランドとの境界線上ということで、什器高はH=1350とちょっと高めに設定しています。機能はいたってシンプルで、ガラス棚のみです。
しかし、子供服の場合に限りハンギングも可能だと考えます。

コスト調整しましたので仕上げは、化粧板仕上げとなりました。かなり質が下がってしまったのが残念です。(笑い)

では、次の図面です。

ブランド境界線の右側にレイアウトされた什器です。

ブランドの違いは、この什器のデザインで理解頂けます。カラーを変えて、ブランドの差別化もされていますね。
什器高は、1350mmで同設定しました。

この什器はブランドイメージの意匠を意識して、什器の背面にアンティークの木材料を施しました。

機能は、こちらもスリットを使用していますので、フレキシブルに対応が可能です。

尚、図面に棚とハンガーが描かれていますが、これはあり得ません。
什器がフレキシブルに対応出来ることを意味し、追加備品という扱いです。

ストック付きテーブル什器の姿図と断面詳細図

キッズショップのテーブル什器の姿図と詳細図および、部分詳細図です。

先回ご紹介した什器と機能的には同じものですね。
このエリアはブランドが違うので、上記のボックスタイプの什器と同様イメージを変えてみました。

デザインは、ちょっと堅めでな感じですが、素材で柔らかさを出しています。
什器高はフロント配置ですから、H=750に設定しました。(標準寸法)

機能的には、オープンテーブルと同様と考えてください。 下部にはストックを設けています。

シンプルなシングルハンガーラック

特別に凝ったデザインを施さず、シンプルなシングルハンガーラックです。

シングルハンガーのデザインは、シンプルなだけに難しいものです。
同業者の方ならお分かりでしょうね。

ごくシンプルなデザインですが、キッズショップを意識してハンガーラックをロの字で囲んでみました。

角をRにすることで、柔らかい雰囲気を出しています。
脚部の座にも、ちょっとしたデザインを施しています。

シンプルさを出すために、ニッケルサテン仕上げに落ち着きました。

各ブランドのオペレーションスペース什器

いよいよこのショップ事例も、この投稿で最後になります。

この売り場は、2ブランドで構成されていますので、オペレーションスペースが2カ所設置されています。
まず、売り場左側のブランドの事例です。

こちらの場合、サービスカウンターと言った方が良いかもしれません。

私は百貨店の仕事に携わってかなりの年数になりますが、サービスカウンターの詳細図に関しても数え切れないほど描いてきました。

この図面は良く整理され、サービスカウンターとしてはコンパクトながら完璧な機能作りになっています。

さらに手を加えるなら、パソコンもどう収納するかを考えればもっと素晴らしいものになるでしょう。

次に、右側のブランドです。

平面位置で言うと、右の柱バックに当たります。

死角のスペースを、うまく活用しました。
柱バックは、目立つ場所ではないのでこのようなオペレーションスペースには打って付けの場所となります。

機能面は、このサイトではお馴染みのものです。
天袋も設置して、出来るだけ無駄なスペースも活用することにしました。

オペレーションス什器の図面事例は、両方共とても良く考えられたものです。
しっかり見ていただいて、ぜひ自分のものにしてください。
これは使えますよ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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