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居抜き物件をリノベーションしたカフェの図面事例〈Part-2〉

前回の続きで、居抜き物件をリノベーションしたカフェの図面事例〈Part-2〉のご紹介です。
ゆっくりご覧ください。

クラシックなFIX窓の詳細図

店頭フロントの、ウインドの詳細図です。
開閉しそうですが、ダミーです。この場合ウインドとして扱いますので、完全にFIXになっています。

建具というか、扉というか、このようなデザインの抽出を私は多く持っています。クライアントの要求にも、すぐに対応するためです。
今では、そのストックのPDFを iPad に入れて持ち歩いてます。

答えが早いですから、仕事も早く進みます。
クライアントはあくまで素人だと理解して、説明するものは出来るだけビジュアルなもので説明してください。

ついでに、図面を見るのをいやがるクライアントがいることも覚えておいてください。

平断面図を拡大しておきました。参考にしてください。

ケーキケースバックのローパーティション

この単品図だけでは、分かりにくいですね。平面図を拡大して、マーキングしておきました。

全体の位置関係は、平面図で確認してください。
居抜き物件をリノベーションしたカフェの図面事例〈Part-1〉

作図は、平面図を最初に見てどの部分の詳細図を描くかを決定します。必要でない箇所は、出来るだけ描かないようにしています。
また、施工会社の製作担当者がいる場合には、その人に何処まで描けばいいかを確認します。ある程度の指示がもらえるでしょう。

この作図に関して、特記することはありません。必要図面と認識したので描いておきました。

客席ベンチシートの姿図と断面図

お定まりのベンチシートの図面です。ちょっと背もたれが高くなっているので、高級感がありますね。
最低でもこの程度の作図は、描けるようにおすすめします。

一般的なベンチシートの詳細図の描き方は、以下のサイトで解説しています。参考にしてください。

レジカウンターとレジバック什器

居抜き物件をリノベーションしたカフェの図面事例、最後の図面事例になります。レジカウンターとレジバック什器です。

レイアウト上、ワイドサイズが1100mmしかとれませんでしたので、最低限の機能しかつけられませんでした。
レジカウンターとしては、ごくシンプルな機能ですが、これが基本と考えてください。

このカフェの場合、PCなどを置く作業台も必要でしたので、作業台をレジバックに置いています。

この什器は、客席のすぐ後ろに設置されています。そのため、ケーキケースバックのパーティションと同じ1350mmの高さに設定しました。そして、ちょっとしたデザインを施しています。

とは言え、〈Part-1〉の平面図事例でもお話しした通り、レジバック什器のすぐ後ろの席にはあまり座りたくないですね。
客席数を確保するため、仕方の無いことですが・・・。

そこで、あなたならどんなプランを考えますか?
どのようにレイアウトすれば、客席数が確保できるか、導線がスムーズかなど、この事例を元に考えてみてください。

では、今回はこれで終了します。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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