今回、紹介するのは商業施設では無く、コミュニケーションを中心とした、施設です。
『カンファレンスルーム』なんてたいそうなネーミングを付けましたが、要は個人個人が、集まってコミュニケーション出来るスペースと思ってください。
そこには、空間はもちろん、集うための設備なども備えて、お客様をお招きします。そんな空間をご紹介します。
くつろぎ感がある落ち着いたレイアウト
平面図を見て頂くと、お分かりのようにレイアウトもそうなんですが、空間全体に整然さ、ゆとりを持ったスペースづくりを感じます。
個人で学習するカウンター、くつろげるソファー、ミーティングが出来るボックスエリア、通常のテーブルとチェアー。
どれをとっても、コミュニケーションを円滑に促進できるスペースと感じ、各自が自由に活動できるスペースでもあります。
尚、平面図奥壁面には、ドリンクサービスなども配置しています。それに伴い、パントリーも併設しています。そして、エンタランス(平面図右上)付近には、受付、クロークも配置しています。
間接照明を施した天井プラン
こちらは、天井計画です。基本照明ベースとし、間接照明を施した、何か良き雰囲気を漂わせる感じがします。
ベース照明の照度を若干落とし気味にすることで、間接照明が生かされます。これで、落ち着きや、ゆとりを感じ手いただけます。
今回は、必要以上の照明を配当することだけは避けました。尚、間接照明部の詳細図を別に描きましたので、参考にしてください。
素材感の変化が楽しい床プラン
床計画も、全体環境を意識しました。元々のテーマが『大地と海』としました。
ですから、グリーンカラーのカーペットをベースに『海』を感じてもらうために、ブルーカラーを、徐々に織り交ぜて構成した計画となっています。
ミーティンエリア(ボックス席)などは、深海って感じで進めました。如何でしょう?お好みですか?
設備関連図/コンセント図と給排水図
上記、2枚の作図は設備図です。上の作図はコンセント図で、主にドリンクコーナーとパントリー内が、必要コンセントなコンセントを入れています。下の作図は、給排水の作図です。
ここでは、特記することはありませんが、コンセント図には、凡例の表を付けるべきでした。
スタイリッシュなファニチャーたち
それぞれの、家具配置を示しています。平面図にその番号を付けていますので、照らし合わせてください。コスパを考え、家具は既製品で構成しました。
ただ、ミーティングエリアだけは、造作物を作りました。後に展開図で紹介すます。
こういった、非物販での設計は希に依頼が来ます。しかし、クライアントからの打ち合わせをしっかりすれば、問題無く進めていけます。
ある意味、物販も非物販も店舗設計者としては、あまり関係は無いように感じます。
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