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百貨店平場のメンズカジュアルショップの作図集〈環境図〉

今回は、30年以上目の百貨店によく見られた代表的な平場でのテナントショップをご覧頂きます。古くさすぎてあまりべんきょうにはあまり勉強にはならないかもしれません。

しかし、30年前と言えど今に通じる点は多く、店舗の基本として初心者の方には、この程度の図面だと安易に理解が出来ると思います。

何にでも基礎が肝心だと感じましたので投稿してみました。確かに歴史を感じる古くさい図面ですが、お役に立てて頂ければ幸いです。

簡素化された平面プラン

百貨店の平場メンズのテナントショップです。 ショップと言うより「売場」ですね。店舗の「くくり」のようなものを感じません。

昔は、こんな図面ばかり描いていました。 急ぎで描くものですから、レイアウトが、分かればいいという判断です。良くないことです。

このようなプランを、1日に2〜3店舗分こなしてました。 それは酷い生活でした。おかげでアパレルの設計に関しては自負しています。

売場のコーナーには、重くないディスプレーを施しています。 売場が、狭いのでこの程度で充分です。

【ひとこと】  
平場とは、簡単にいえば、「テナント」と「自主編集」(平場)とに別れているようです。昔々の百貨店にはもともとこの平場しかなかったのですが、近年の百貨店には、テナントが導入されこういうかたちになったのです。

百貨店独自の強さが出なくなった傾向です。 GMSなどもこの形式で家賃収入を得ています。両者と、もっとオリジナリティを出せば良かったのに!

VMD計画

平場での商品展開は、訴求力が必要です。上記は、VMD計画として考えたスケッチです。商品を通路側に集め、お客様に気づいてもらわなければ店内導入は厳しいものがあります。

このようにコーナーに必ず演出ゾーンを設けて、お客様にアピールします。壁面に説明があるように、商品の顔が見える演出方法をとることが鉄則です。

スケッチは閑散期を描いてますが、繁忙期は店内在庫を増やし、壁面に関しては全てショルダーアウトで陳列します。

尚、Aゾーンの挟まれたスペースは、什器を受けるようにレイアウトすればより多くの商品を効率よくお客様にアピール出来ます。

平場に必要な基本壁面システム什器 三連結

上記のシステム什器は、ほとんどの百貨店の平場で活用されてます。 機能はシンプルです。この什器の場合は600mmピッチとなってますが、この600mmピッチが、店の雰囲気を変化させるのです。

600ピッチでワンスパンとすることで、商品を明確に見せる場所と、販売する場所と分けることで、見やすさや買いやすさを助長しているのです。

センター上部にサインボックスを設置してブランドもアピール出来ます。なんと言っても平場厳しいですからね!

これまでも、これからも、このサイトではこのような什器だけでなく、多く列記されますので、真似って作図してください。

尚、サインボックスは、以下スケッチデリカ良いs手ください。

平場に必要な基本壁面システム什器 二連結

こちらの什器は二連結で、ピッチは、前述と同じ600mmとなっています。普通は、W=1200mm、W=900mmが基本です。何故、600mmピッチなのでしょう。

おそらくワンスパンにワン商品を明確に見せるテクニックだと考えます。縦ラインで商品をくくるということで訴求と高める効果を期待した什器だと感じます。

確かに、当時の定寸は、W=1200mm、W=900mmが主流でした。しかし、この定寸は、什器メーカーが必然的に決めたもので、当時のスーパーの衣料品売場では、ほとんどこの定寸で、什器を製作していたようです。

確かにW=600mmは使いにくいという先入観は、ありましたね。

これは、VMDという言葉が出回って以来の変化だと感じます。お洒落を売るファッション業界では、このW=600mmをいち早く導入しました。

とにかく、演出とボリュームが同時に出来る、言い換えればフェイスアウト陳列とショルダーアウト陳列が可能で、閑散期、繁忙期でも什器ひとつで変化のある売場づくりを考えたのが始まりです。これ以後、百貨店などでは、900mmから抜け出ていましたね。

以下の作図は、前述してきた什器のパーツです。上のどの什器にも対応していますので、読み取るようにして頂ければ嬉しいです。

什器パーツ

一般的な壁面システム什器の代表例

上の作図は、今でも使われている汎用性のある壁面什器です。百貨店の催事場では顔なじみです。自立型なので可動は簡単です。照明にのも気を配ってます。

ちょっと昔では、当たり前に使われ、特にスーパーの衣料売場では、常駐でした。レイアウト変更の多い売場では、重宝でされていました。同じ什器を大量に造り、素材を変化させることで、何何コーナーが簡単にできます。

施工金額よりローコストで、おまけに使い回しも可能です、これほどコスパに繋がる什器は、ちょっと見当たりません。

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