ブラックフォーマルショップといえ、アパレルには変わりがないので、普通のアパレルショップと同じ感覚で仕事を進めました。
ブラックフォーマルショップですから、統一されたカラーリングなので、如何に商品を旨く魅せるかが勝負です。ただ、めったに携わることのない仕事ですから気分は多少に変わりましたね。
商品に相応しい平面計画|整然としたレイアウトが良い!
フォーマルの売り場の場合、そのほとんどが目的買いのため店舗としてのデザインはそれほど意識しない方がいいかもしれません。
むしろ、整然としたレイアウトがあり、それと商品をしっかり魅せたあげる方がお客様にとっては親切だろうと思われます。
まず、平面図をしっかり読み取ってください。
エンタランスは、図面下にあります。
そして、左右の入り口どちらから入っても、縦導線には壁面があり、商品を展示しています。
そして、奥に繋がる導線はは必ず、VMDスペースを設けお客様へのアプローチも忘れること無く表現されています。(以下参照)
所々に、ポイント什器を置きレイアウトに変化を付け、回遊性を助長しています。
フィッティングルーム(以下FR)も4箇所あって、とても贅沢な売り場です。
平面計画に沿った天井照明図|重点照明の配置計画も納得
上の図面は、天井照明です。
こちらも平面計画に沿って描かれてますが、基本照明は施設側なのでここでは表現されていません。
商品を照らす重点照明だけの表現となっています。
特記することはありませんが、壁面5箇所、VMDスペース2箇所にはかなり力を入れた計画になっています。
これについては、別途ご紹介しますので今しばらくお待ちください。
ゆとりと豪華さを感じる展開計画|『魅せる』売り場づくり!
上の図面は、展開図 A 〜展開図 Cを描いています。
展開図 A は、店内 FR2箇所の正面からの表現となりますが、VMDスペースも絡んでいますので、見誤らないでください。
展開図 B については、中央からFRの方向見た表現です。大きなVMDスペースが目に入ります。
この大きな、BVDスペースが3箇所もあるのですから、『魅せて』売るという姿勢が顕著に表れている売り場です。かといってそれほど煩くないのは、どうしてでしょうか。
それは、ナチュラルカラーでまとめられ、品の良い家具が配置されているからでしょう。
展開図 D 〜展開図 Fの展開図ですが、前述したとおりナチュラルカラーの木目調の壁面は、安らぎを感じます。
展開図 D は、エンタランス入って右側の壁面を描いています。この図の左側は、ストックにあたります。
次に、展開図 E です。
店内柱からの表現ですが、ここには、接客カウンターがありますが、チェアーが大きすぎてカウンターの姿は見えません。
この図の左側は、FRとなります。
最後に、展開図 Fとなりますが、こちらは店内入って左側の壁面が表されていますが、展開図 Dと同じ仕様で、おそらく什器ワイドも同じでしょう。
ザックリ進んできましたが、ご理解でして頂いたでしょうか。
至らない点、分からない点は、質問してください。
長々とおつきあいありがとうございます。以上です!!
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