複数ブランドを集めた百貨店のレディースカジュアルショップ、環境図に続いて什器図のご紹介です。
環境図は、こちらでご覧いただけます。
複数ブランドを集めた百貨店のレディースカジュアルショップ〈環境図〉
レディースカジュアルショップのイメージパース
今回、部分改装ということで明確な展開図がなかったため、理解できないところがあったかと思います。
そこで、3Dパースを添付しました。
大まかなイメージをつかんでください。
DSPゾーン前に設置したサインパネル詳細図
店頭右部分の壁面から突き出た、サインパネルの詳細図です。
この売場のイメージを反映していますね。クリアでシャープな感じが良いです。
取り付け方法も、これが通例と感じます。
ガラスの収めについては、天地で「ほぞ止め」して両サイドはシリコン止めで処理しています。
この程度の大きさのガラスは、この施工方法で十分だと思われます。
ストックボックス付きのガラスオープン棚什器
レディースショップ店内中央に配置されている、ガラスオープン什器図です。
やはりショップの格を意識した什器でデザインを感じます。下部には、ストックボックスを付けています。
仕上げは、表面がアクリル仕上げの化粧板でつくられていますので高価な商品を意識させます。
このようなオープン式の什器もよく見られますね。
きっと使いやすいのでしょう。
什器エンドにレイアウトされたサービスカウンター
先ほどご紹介した、ガラスオープン棚什器のエンド部分に1台配置されたサービスカウンターです。
商品を売るための什器ではなく、スタッフが作業をしたりストックなどが目的の什器です。ですので、機能的にも抽斗と収納のみで構成されています。
直接売り上げにつながるわけではありませんが、こういったものも売り場にとってあると便利な什器と言えるでしょう。
ガラスオープン棚什器と並んでいるため、天板にSUSフレームを巻いて統一感を出しています。
シンプルなシングルハンガーと傾斜ハンガー
ごくシンプルな、シングルハンガーです。
SUS.HL仕上げですので、何処の売場にレイアウトをしても雰囲気を損なうことのない什器だと感じます。
シングルハンガーもいろいろなデザインがありますが、この什器に関してはあまりデザインを施すことは必要ありません。
あくまで商品が主人公ですので、なるべく無機質な素材を使用することをおすすめします。
よく見られる事例が、デザインを優先するあまり安定の悪いものや、本来のシングルハンガーの機能を損なうものが配置されているショップをよく目にします。
次に、傾斜ハンガーです。
シングルハンガー同様、SUS.HL仕上げになっています。シンプルで良いですね。
傾斜ハンガーは、店頭にマネキンと一緒に置くとちょっとしたディスプレイにもなりますし、他の什器と組み合わせて使うこともできます。
アパレルショップには、必須と言っても良い什器です。
この記事で、複数ブランドを集めた百貨店のレディースカジュアルショップの図園事例は終了します。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
応援お願い致します!
↓ ↓ ↓
デザインランキング