新しくご紹介するのは、メーカー単独店舗です。レディースの、カジュアルショップになります。
今回のショップ事例は、店舗を設計するにはサイズ的にも理解しやすい大きさだと感じます。
これから店舗デザイナーを目指す人には、良い勉強になると思い投稿しました。
じっくりと、ごらんください。
ゆったりしたレイアウトで回遊性が高い平面プラン
ファサードの左右に設置されたショーウインドが、ショップの顔になっています。
カジュアルショップにしては、ちょっとコストがかかっている模様です。
時代も時代でしたが、このメーカーは、本当に良いショップを展開していました。頭が下がります。
壁面の仕上げは、一部塗装を除いてオールジョリパット仕上げでした。
レイアウト的にもすばらしい物を感じます。かなり使えるものがあると感じます。期待しましょう。
次に、天井伏せ図です。後で天井関連の詳細図をご紹介しますので、位置関係を確認してください。
仕上げ表も添付しておきます。
ファサードのショーウインドーが印象的な展開図
展開図は、正面からはじめています。
両サイドに設置されたショーウインドーが、ショップの顔になっています。
ちょっとカジュアルショップには、ほど遠い構えです。店内もシックな感じですね。
このブランドは、カジュアル商品を扱っていますが、昔は違ったかもしれませんね。
このあたりの図面は、うちのスタッフが担当だったので私も良く理解がありません。
ごめんなさい!
順を追っていれば、判明してくるかもしれませんね。
尚、展開図面は3枚ありますので参照にしてください。
G展開図の壁面は、AEP塗装です。
それ以外は、ジョリパットで仕上げられています。
店内奥の空間を演出する折り上げ天井
店内奥天井部分に計画された、堀上天井詳細図です。2カ所計画されています。
天井伏図で、確認してみてください。赤印は、この堀上天井のワイドが2150mmあるので、真ん中での天井垂れ防止用の金物です。
2150mmでしたら問題ないのですが・・・。意匠的なものかもしれません。
尚、間接照明部の拡大を添付していますので参照してください。
光源は、表記はありませんが、エースランプかシームレスかと思われます。
天井は乳半アクリですので、光効果はあまり期待は出来ませんね。
木製サッシで優しさを表現したショーウインドー
店頭のウインドサッシの詳細図です。
デザイン的にはシンプルですが、四方にまわっているサッシがナラ材を使っているところがオシャレです。
普通はスチールが多いところに、あえて「木」を使い、優しさを醸し出しているところがにくいです。
尚、たて断面を描いていますが、このあたりは、しっかり理解、マスターしておくと今後の仕事に役立ちます。
こちらの図面は、店頭右部のウインド詳細図です。
各部位の収めがしっかり描かれていますので、しっかり理解してください。
きっと役に立ちます。 尚、寸法は記されていませんがタイルの詳細図、サッシとの部位も描かれていますので、こちらも良く理解しましょう。
最近は仕事を受けるときには、ほとんどCAD資料が有り、参考図として、預かります。
それはそれで良いことですが、これではあまり図面の上達にはならないと思います。
仕事内容をしっかり聞いて自分で何も見ず描くことが、1番の上達法と考えます。いつも何かに頼ってるとなかなか覚えるチャンスがありませんから!
店内中央に設置して奥行き感を出すガラススクリーン
記事をお願いします!!
以上で、レディースカジュアルショップの環境編は終了です。
次回、各詳細図と什器図をご紹介します。
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