海外でも高評価な日本のレディースショップ図面事例、環境図編の次は、什器図編をご紹介していきます。
環境編は、下記からご覧になれます。
機能違いのテーブルを組み合わせて見せる什器図事例
それでは、各什器を説明していきますが、什器がレイアウト上、どの位置にあるかわかりづらいので、什器指示図を入れておきます。
以下、番号順に見ていきますので、環境図も含めゆっくりと進んでいきます。
まず、①番の什器をご覧下さい。ショップ環境を意識したシンプルな什器です。
ファサード右のディスプレーゾーンから見て、左にレイアウトしたワークテーブルです。
ここは、次に紹介するグッズシェルフとの組み合わせで、商品をコーディネートする目的での什器です。
造りとしては、それほど変化が無くあくまでもシンプルさをいかしたデザインで納めています。
しいて言うならば、抽斗とその下にストックがある程度です。
②番の什器、グッズシェルフは前述したワークテーブルと什器高が異なることから、アンジュレーション活かしつつ、その組み合わせで変化のある商品展示を促します。
図面を再度確認してください。この什器は、考え方によってはかなりの使い方があり、汎用性があります。
スツールは、③番の什器です。什器というか備品ですね。
お客さもへの気配りですね。私は、ユーティリティ什器を呼んでます。
その造りもシンプルな雰囲気です。レイアウト上で確認できますか？
平面で見ると、ワークテーブルの下に有るので、若干ですが、隠れています。
フットライトを取り付けたガラス製オープン什器
豪華な造りですが、さすがにここで説明するのは、ちょっと難しいですね。
シンプルな什器でとても高級感が漂いますし、存在感もかなりのものです。
このショップでは、不可欠な什器です。しかし、見てくれは確かに素晴らしいのです。
しかし、ガラスとスチールの作図となると、その納めはかなり難度に高いモノになります。みんなが嫌がるのも無理はありません。
これについては、再度考え直して、サイトアップするので今しばらくお待ちを！
以下にサイトアップしておきましたので、参考にしてください。
レジ台
⑤番什器は、レジカウンターです。
こちらも、ちょっとしたデザインを入れてますが、シンプルさは保たれています。
機能面は、通常のレジカウンター機能とさほど変わりはありませんが、抽斗は上段だけで、その下は芯出しで構成されています。
芯出しとは、簡単に言えば１枚板を引き出すカタチです。
ハンガーラック
⑥、⑦が、ハンガーラックです。フォルムはほとんど変わりません。
しかし、使い方に若干の違いがあって、上のハンガーラックはコーディネート用です。
下の什器は、シンプルなシングルハンガーラックとお考えください。
どちらもステンレス使用ですので、かなり高価な什器となります。
スタンドミラー
⑧番の什器は、壁面のパイプに掛けて使用する姿見です。こちらもステンレス素材で仕上げてます。
作図上での注意点は、右に配置された断面図ぐらいでしょう。普通は、壁面の取り付けが多い中、このような姿見は変化があって良いですね。
備品
以下は、使用する備品をまとめた作図です。これについては、読者のみなさんに考えていただきたいです。
例えば、どの備品がどの什器の備品か………。です。
以上、海外でも高評価な日本のレディースショップ図面事例〈什器図編〉を終了します。
長々とありがとうございます。今はコロナ渦で実物件はあまりありませんが、家具の納め図面が入ってきてます。
次回も頑張って投稿しますので、どうぞ、自分の糧としてお読みください。今井でした。
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