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和食店 (蕎麦屋)展開図面の事例03

和食店 (蕎麦屋)展開図面の事例03

設計説明

和食店 (蕎麦屋)展開図面の事例03をもって、店舗環境図は、最後となりますので、前回の展開図をしっかりお復習いください。

ここで念のために、全体平面図を確認してから進むようにしましょう。
⇒ 和食店_平面図事例_001

まず、作図左上の展開図 Hからはじめます。これは、店内からエントランス(出入り口)を望んでます。出入り口の左には、コンコースが見えるウインドになっているのが確認できます。そして、その前には二人席を設けています。

やはり、平面図見ながらで無いと難しいので平面の切れを端載せておきます。
以下を見ながら記事をお読みください。

次に、I展開図ですが、展開図 Hのまさにその逆面を描いています。中央ボックス席を囲うパーティションが確認できます。そして、その右側に小物入れの両開きの建具が見えますね

次に、展開図 Jは、お一人様カウンターを正面から描き、K展開図は、お一人様カウンターの後ろに当たる厨房内を描いてます。

お分かりになれますか?平面で見るとちょっと手狭な気がします。私も気がついてましたが、客席確保が、最優先と考えこういった結果と成しました。クライアント様には我慢していただきました

後記

永年、店舗を設計していると、いろんなことに出くわします。特に今回のような事例です。

設計と現場が同時並行で進捗して、時間の無い中で突然の作図修正とか、店舗内のデッドスペース扱いとか、天井照明の問題とかで、目に見えないところが、いっぱいありました。

しかし、めげずにやってこられたので、今が在ると感謝しています。店舗設計は楽しいですよ。苦難は確かにありますが、それを乗り越えてこそ「Pro」になれるんです。

お願い致します!
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