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和食店 (蕎麦屋)展開図面の事例01

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設計説明

今回は、前回に続き、和食店_0007「そば屋」の展開図 Dと展開図 Eをご覧頂きましょう。展開図 Dについては、下記のエリアでの展開を示した作図ですので確認してください。

全体平面図を確認するなら下記をご覧ください。
⇒ 和食店_平面図事例_001

さて、この展開図の説明としては、左から厨房内、その右がコンコース側からのエンタランスです。そして客席、小上がりのエリアとなります。

デザイン的には、和を感じるテイストを随所で表現した程度で、特に凝ったデザインは施してはいません。いってみれば、よく見る和食店のそれと思っていただければ良いでしょう。

和食店では、オーソドックなスタイルで ”きほんのき” ですね!

コンコース通路側は、見通しを良くするために全面ウインドとしましたが、締まりののなさを感じ、腰は縦格子、目隠しの為に上部はすだれを用意しました。

小上がりエリアについても、壁面は当たり前の「聚楽風」のクロスを貼り、ポイントとして一輪挿しを取り付けました。

デッドスペース

また、左の作画に柱形があり、デッドスペースとなりるのに気がつき、これはやばいと感じ、急きょ対策を考えました。

結果、このスペースに物入れをつくり、両開きのふすま戸を設けました。この処理は、クライアントにも喜ばれました。

続いて、展開図 Eについて。尚、全体平面図を確認するなら下記をご覧ください。
⇒ 和食店_平面図事例_001

店内中央の、ボックス席とカウンターの通路から、入り口方向を見た展開図となります。厨房内通路、カウンター断面、通路、ボックス席、小上がりと続きます。

展開図と言え、この箇所についてはほとんどが断面図表現となります。設計者によっては、壁面のみの展開図を描く方が多いのですが、私は全てを最初に描いてしまします。もちろん、各詳細図は、別紙でまとめます。

ですから、各コーナ内容については、作図がありますので、後日詳しくご説明致しますので、しばらくお待ちください。

後記

店舗設計で生計を立てるなら、まずどんな業態にも精通する必要性はありますが、かといって必ずしも深掘りでの知識は必要ないでしょう。

一般的に、店舗というのは誰のためにあるのか?ってことがい一番大切です。私はいつも、お客様側の目線いたって設計を進めます。あとは、普段からの情報と知識を蓄えれば、どのような業態の店舗でもある程度こなせるでしょう。

要は、器用さが鍵ですね!

最後に店舗設計初心者の方が、もし和食店に挑戦するならは、是非この図面を元に作図を進めて見れば如何でしょう。それと、和テイストについての知識は、ネットでも検索できますので、そちらの方も活用してください。

次回は、展開図 F、展開図 Gをお伝えしますので!

お願い致します!
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