はじめに!
今回は、『カジュアルテイストのファミリー型ショップ《什器図 _01》』を前回と同じく以下の指示図を使って説明しています。
また、前回までの情報を見たい方は、最下段の関連記事以のサイトへお進みください。
そうでない方は、このまま説明に入ります。
⑥ 豊富なバリエーション展開ができるビッグテーブル
商品のカラーバリエーションや、サイズバリエーションが豊富なので、こういったスペースを設けたのです。
意匠に問題が無ければ、コの字のフレームをロの字に変更して足元にも補強パイプを取り付けたいとも感じました。
平面的にH型にすれば、お客さんの足元も邪魔にならなくて済みます。
シンプルな形だけに、強度を上げるための工夫が、必ず必要となってきますね。
特記すべきことはありません。
⑦ 魅せる演出を可能にしたVPステージ
ビッグテーブルの次は、VPステージです。ディスプレイステージとは打って変わって、何ともお粗末な図面となっていますがご容赦ください。
このVPステージは、次にある⑧ VPステージバック什器をバックに設置します。
右上に、ディスプレイイメージを添付しておきましてますが、これは間違っています!
右側にある什器を逆にしてください。それと平面図をよく見れば理解出来ます。
その他、レイアウトの組み替え頻度が多い場合はステージを分割にして、いろんなパターンにも対応出来るようにしておいても良いでしょう。
次に、⑧ VPステージバック什器の姿図と断面図
⑦ 魅せる演出を可能にしたVPステーとセットで考えてください。
⑧ VPステージバック什器の姿図と断面図
アパレルに限らず、様々なショップでこの片面什器をディスプレーバックとして使用されています。
注意すべきは、あまり多用すると、ショップイメージに合わない安っぽい見え方になってしまいます。
十分注意して、使う事をお勧めします。
什器の備品(ネクタイ・ベルトフック)
この備品は、什器備品のネクタイ・ベルトフックの姿図です。
従来はシステム什器のエンドに取り付けていますが、フロントの柱にも取り付けることが可能です。
柱での商品陳列は、過去にはボリュームで展示するのは通例でしたが、今は御法度ということで、小物展示で処理しました。
この方が、店舗の奥まで見通せるのでスッキリします。
過去には、スーパーの衣料品店などは、柱廻りに売らんがための棚を四方に取り付けた事例がありました。
こんなんじゃ、お客様は入りません。店頭はスッキリが良いのです。
傾斜ハンガーラックの姿図と部分詳細図
VMD演出には定番アイテムの、傾斜ハンガーラックです。
この傾斜ハンガーラックは、背面のフェイスアウトフックとセットになっています。
どちらを前面に持ってきても使える、ちょっと変わった、一工夫されたハンガーラックです。
全体的には細いフォルムでシャープ感ある什器ですが、やや細めで商品の重量に耐えれるかどうかが唯一心配になります。
後は、特記することは、ありません。
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