上記は今回の改装物件での厨房エリアの平面図です。
デザイン専門で設計されている方にとっては、それほど興味を感じる作図とは言えないと思います。
しかし、私のような実施図専門で図面を描いている人にはとても大切で重要な図面ですし、この業界で食っていくならこの程度の作図は必須です。
最初は取っつきにくいと感じますが、一度描いてしまえばどうってことはありません。
このサイト上でも、これに近い断面図は多く投稿されています。
私も、最初はほとんど理解出来ないことばかりでした。
しかし、実際このような現場が発生することが多くありましたので、今では描き慣れたのでしょう。
スムースに描けるようになりました。
断面詳細図は、ちょっとネット上での画像は見にくいですね。
ですので、いくつかを拡大してみます。
如何ですか?
これでちょっとは、見やすくなったのではないですか?
B断面図とC断面図は、ほぼ同じ収めになりますが、D断面図は厨房への出入り口があるので「水返し」を取り付ける必要があります。
また、ブロック積みについても「2段積み」「3段積み」があり、現場の用途によって違いがありますが大した悩みを持つことも無いでしょう。
あくまでもこれら断面図は現場推進を円滑に進めるための方向性を示すものであって、この通りに収まることはあまりありません。
大切なのは、やはり現場であってそれを監督する人の采配でしょう。
てなわけで、ここまで進みましたがゆっくりで良いのでしっかり理解して下さい。
最後に改装前、既存の厨房エリアの平面図を載せておきます。
この図面と以前紹介した平面図と照らし合わせてみると、その違いは一目瞭然と感じます。
永年この仕事をやってますが、図面なんかそれほど難しいものではありません。仕事を取ってくる方が難しいです。(笑)
ただ、好きになることが大切だと、このブログの管理人さんに教えていただきました。
もし皆さんがこの仕事を好きになれば、ある意味将来は安泰と考えますが、言い過ぎでしょうか!
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