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ダイニングカフェのデシャップカウンター平面詳細図と断面詳細図

ダイニングカフェのデシャップカウンター詳細図

先回の厨房区画の図面はご理解いただけたでしょうか。

今回からこの厨房前のカウンターの詳細図をお見せします。
ちなみにこのカウンターのことをデシャップカウンターとも呼びます。

かなりややこしい作図となっています。事前にこのカウンターが何処にあるのかを平面図及び、展開図で確認していただければより良く理解できると考えます。

実際の改装カ所は、このカウンター部とビュッフェ台だけだと思います。では、店舗環境図を確認して下さい。

さて、ここでの押さえどころは、平面詳細図です。

かなり複雑な図面になりますので、私は必ず平面詳細図を描いて自分で納得します。ここでの注意点は、紙面上全てを描きません。

詳細図となると、必ずといっていいほど図面をはっしょって描きます。

ですから、寸法記入の折は書き寸法となります。ですから電卓を叩きながら慎重に記入していきます。

間違うと、大恥をかきます。

後、耐熱ガラスを固定するサッシ詳細も理解するようにしてください。しっかりとした収めとなっています。

金物は、あえてSUSの曲げ加工としました。この方が収めが整い美しい仕上げが期待できます。ただ、コスト高となるでしょう。

デシャップカウンターの各断面詳細図

次にご紹介するのは、各部の断面図です。

作図はしっかり描けているので理解は容易だと感じます。
初心者の方はここまで描けないと思いますが、時間をかけて努力することで近い将来きっと描けるようになります。

それでは、それぞれを説明いていきましょう。

AとBの断面図はさほどの違いはありません。ただ、厨房内の熱を遮断するためのt=8mmの耐熱ガラス設置している点です。

その他は全て同じです。

耐熱ガラスがあるだけで、わざわざ描く必要性も感じませんがここは施工図として進めていますので手は抜けません。

最後のC断面図に関しても厨房前のカウンターが存在しないだけで後は全て同仕様の断面図となります。

ちょっと面白くない作図ですが、基本と捕まえて理解してください。

アパレルのでの壁面の断面図はこれほどややこしくはありませんが、飲食や食品などはやはり時間がかかります。

私も30年近くこのような図面を描いているのでどうってことはありませんが、初心者の時は苦労しました。

みなさんも、早く一人前になるためにも努力を怠ることなくしっかり頑張ってください。分からないことがあれば、質問してください。

それでは、今日はこの辺で!

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