全国でチェーン展開している人気カフェ店の図面事例_オープンテラス計画

今回は、『全国でチェーン展開している人気カフェ店』の3回目となりますが、前回は、3月前半に投稿したまま、本業が入ったために中断してました。楽しみにしていた人には、申し訳ないことをしました。

それでは、進めまましょう。

尚、これまでに、このカフェの図面集は、以下２サイトあります。内容を確かめたい方は、以下サイトへお進みください。そうでない方はこのまま進めて頂いても結構です。

オープンテラスの平面計画

さて、このチェーン店は普段、屋内だけの出店がほとんどなのですが、珍しく屋外にレストスペースとして、テラスエリアを設けたのです。めったにないパターンでした。

この商業施設のメインエントランスの前にあった、空き地を活用しようと施設側が考えた計画でした。設計は店内同様、私が担当しました。

急きょ決まった計画なので、これと言ったデザインはせず、よくあるパターンのフェンスを設け、ベンチをレイアウトしただけの平面計画です。公園のイメージを意識して貰おうと植栽だけはしっかり設けました。

床に設営したデッキプレートが、空間を締めてくれて良い感じで仕上がったと感じました。地元民の憩いの場所をイメージしたしたので、クライアントには気に入られたようでした。

樹木を強調した展開計画

次の展開計画ですが、見ての通り何処にでも見られるシンプルなプランです。屋外のこういったエリアには、やはりカントリーのイメージがマッチすると考えました。

メンテナンスのことも考え、テーブル類は一切設置していません。

中央の大きな樹木がインパクトを与え、全体の雰囲気を心地よくします。やはり、公園っていうイメージが良かったように思います。

オープンテラスのゲート

括られたフェンスには出入り口が必要なので、空間を際立たせるためにインパクトのあるゲートを設けました。これで、ショップブランドも明確になり良い宣伝にもなります。

前述したように、時間もなかったのでプランニングを即座に進め、あっという間に出来たのがこの図面です。現場担当のスタッフがしっかりしてたので、この図面だけで製作につないだそうです。

仕上がりは申し分のない状態であがってきました。これには、満足しましたね。このデザインもよく見られるモノです。

カントリー風のフェンス

フェンスについては、木風を基調にシンプルなスチール角パイプで構成。こちらも時間の制約されている中で描いたモノですから、今見れば大したことは無いですね！（笑）

デザインってそんなにすぐに描けるモノではありません。しかし、過去に多くのデザインをしてきたので、この程度ならすぐに、描けます。描けますというのには秘密があるのです。それは、こういったフェンスのパターンを昔から集めていたおかげなのです。

これも、大切なことであって、多くの情報を持っていれば、その材料から様々なアレンジをして新たなデザインを注出できるからです。

最後に、新たな資料が見つかったので、ここに添付しておきます。

店内の厨房区画での図面なので、それほど面白い内容のモノではありません。しかし、設計者として知識h持っていた方が得策ですので、載せておくことにしました。参考程度で目を通しておいてください。

店内厨房機器配置図

店内厨房設備図