
今回は、アクセショップ店内の左壁面の詳細図ですが、こちらの作図内容もよく考えられた展開になってます。
上段では、ピアスなどを展開して、下段のショーケースには、その他のアクセサリーを展開すると思われます。変化が有り楽しい壁面です。
それほど奇をてらったデザインではありませんが、壁面の機能としては申し分ないでしょう。
ガラスショーケースは、引き出しトレー機能でお客様の対応にも迅速に応えることができますその他、ショップのムードを演出するために間接照明を施し、女性の心をつかみます。
断面面を見ていただければ、この什器の構造は理解出来るでしょう。スリットシステムとフラットバー+ガラスショーケースの構成です。4スパンも取ることが出来ましたので、壁面のバリエーションは充実すると感じます。
それでは、この什器のそれぞれの拡大図を入れておきますので確認してみてください。


上部の作図はのショーケースです。底引きレールを使って手前にせり出しますが、ストッパーの位置に注意してください。
ショーケース高をしっかり取っていますので、内部でのディスプレーは容易でしょう。アクリルのサイコロなど使って変化を付けてください。きっとお客様の目をひくでしょう。


上記は、姿見というか手鏡代わりのミラー取り付け図と壁面のポイント照明図です。アクセントとしてミラー上部中央にはドライフラワー入れを設けたようです。
ちょっとしたところでも気を配ることで雰囲気が盛り上がります。これには、クライアントも満足されていたと聞きました。
最後に、この壁面の上部に空きスペースが出来ましたので、小さいながらも商品ストックルームを造りました。

店内、奥左にある空きスペースをストックルームとして活用しました。変形なので使い勝手は良くありませんが、アクセサリーショップということで量としては、十分なペースでしょう。
可動棚5段をダボ受けで構成しました。扉もコストはかかりますが、ここは使い勝手を優先して2枚に設定しました。
予算外での作図でしたが、旨く収まって良かったです。