先回の続きで、アウトドアショップの展開図をご紹介します。
注目すべきは、A展開図です。
見て頂ければお解りのように、ファサード店頭では左右に明確なVMD構築が成されています。
店舗スペースが限られている中、よくここまでまとまったと我ながら自負しています。
ただ、やりやすかったのは商品構成がしっかりしていたことと、マニュアルがあったことも要因のひとつだったと感じます。
わかりやすいように、展開方向を指示したキープランを載せておきます。
最近では、このような店舗に携わることはほとんどありません。
思えば当時は、誰もがマニュアル、マニュアルなどと口を揃えて言っていたように感じます。
まあ、今では、これが無いとてんやわんやになること間違いなしですが!
ある意味設計者にとってオリジナリティーを奪われるかもしれませんね。
設計、製作の時間短縮により生まれた店舗マニュアルですが、結局のところ最終的にはコスパを上げることが大きな目的だったと、今では感じます。
しかし、今の設計者にとって完璧なマニュアル化は、作業効率をアップでき、楽な仕事になるように感じます。
かなり話が脱線しましたが、いずれにせよ今回の展開図は、平面図と共に店舗設計初心者にとってはよいお手本となることは確かです。
しっかり理解することをお薦めします。
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