さて、先日までイートインスタイルの環境図をご覧頂いていましたが、今回からこのエリアでテナントとして入居しているそれぞれの店舗をご紹介しています。

新大阪という土地柄、急いでの食事や立ち飲み居酒屋のイメージでカウンターというのがひとつの切り口だと感じます。

それをテーマで計画した飲食店舗が密集し、慌ただしさの中に楽しく賑わいがある空間です。

飲食テナント①_平面図

今回は「くくる」という大阪ならではのたこ焼き屋の基本設計を見ていただきますが、空間上同じ店舗が並びます。

個性を出すなら、看板と味だけって感じですね!

かなり手狭な感じもしますが、これが大阪の賑わいを醸し出しますが、平面図には、特記することはありません。

尚、確認のために全体環境図を添付しておきます。

全体の環境図を見ると、やはりそれぞれがかなり手狭で落ち着きを感じることは無いでしょう。

時短の食事、ファストフードっていうのが、この店舗群のスタイルなので致し方ないでしょう。私はこういう空間は大好きです。

昔の屋台村を思い出します。

飲食テナント①_天井伏せ図

続いて天井伏図をご覧頂いてますが、良く整理されて問題はありません。お店自体小さいものなので照明計画は単純なものです。

このような天井伏図に関しては、出来るだけ作業の手間と効率を考えます。

ですから、私の場合は平面図及び、そのレイアウトが仕上がった時点で照明器具の業者さんと打ち合わせをして作図依頼をするようにしています。

餅屋は餅屋なので、いつもそうしています。彼らにお願いすることで、作図作業の時間が増えうるので喜ばしいことです。

飲食テナント①_防水区画図

飲食店では、お馴染みの防水区画です。いつもそうですが、この図面だけは急がされます。

飲食店での内装工事では、墨出し図と共にこの防水区画図がなければ現場がはじまりません。

そして、これが決まらないと現場の進行状況が悪くなるといっても過言ではありません。

この広さだと時間をかけること無く仕上がるでしょう。問題なし。

作図では、防水区画でのブロック積みを表現していますが、ここでは、その主要断面図が見当たりません。

元々、この物件の図面には断面図はありませんでした。 (おかしなことですが・・・・・。)

ですから、過去の実施物件の断面図を添付しておきますので、参考にしてください。 

飲食テナント①_展開図

「たこ焼きのくくる」の展開図を見ていただいています。

平面図には、空間の問題や規制があってどの店も、単一的な平面となっていますので、個性を出すならやはりファサードのインパクトでしょう。

ぱっと見て、大阪って感じのデザインですが、如何お感じですか? 平面図と照らし合わせれば、よりよく理解できるので、そちらのページもご覧ください。

大阪の「粉もん」がテーマのイートインスタイル。この店舗はオープン以来かなりの賑わいを見せていたそうです。

デザインは、ともかく雰囲気は伝わるものを感じます。作図としては特に説明することはありません。ただ、間接照明の欄間サイン+暖簾がいい雰囲気を出しています。

また、腰に「和」を感じさせる意匠パネルも納得です。

客席のカウンターの高さもほどよい感じでいいですが、スタッフの目線が客より高い位置にあるのが気になりますね。

カラーコルトンはこの時点では決定はしていなかったので、指示線を出して言葉だけを記入したようです。

飲食テナント①_カウンター断面図

上記は、カウンタースタイルの主要の断面図です。平面に断面指示していますので、そちらを参照して頂いたらご理解いただけます。

ここでは、それぞれの高さ、お客様のカウンタートップや作業台などなどです。

狭い店舗なので、あまり参考にはなりませんが断面関係は実績サイズです。いろいろな場面で役に立つことが多いでしょう。

飲食テナント①_サンプルケース

サンプルケース姿図と断面図です。

この飲食店のMDは「たこ焼き」ですが、大阪特有のソースでは、なくどちらかというと「明石焼き」ですね。

新大阪という土地柄もあって「お土産」でのお持ち帰りもあるのでしょう。尚、機能的にはこれといった特殊なものはありません。

事例ということでご自分のひとつのアイデアとして活用してください。

飲食テナント①_レジカウンター

レジカウンターの姿図と断面図です。

全体的に図面枚数がちょっと少ないようにも思えますが、基本設計であり、入札図ですからこの程度で充分でしょう。

飲食店の場合、厨房区画とそうでない区画との取り合いがややこしく思われがちですが、 成れれば、なんてことはないので図面を絶えず意識して読み込むコトが大切です。

この図面で気になることは、レジ台の高さが低いので使いにくいかもしれませんね。

最後に、今回の作図事例で何か良いところがあれば是非、自分のものにしてください。続いて、カウンターの図面は、まだまだあるので追って、ご覧いただけるでしょう!

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