服飾雑貨002_平面図事例

G_001平面図

 

さて今回から、婦人服飾売り場の図面事例をご紹介していきます。

この平面図は、某百貨店1階フロアですが、現状ではもう無くなっていると思われます。

しかし、売り場自体は無くなっても、当時の考え方はしっかり残っていますし、今でも充分に納得がうかがえる内容だと感じています。

さて、もっと具体的にお話ししましょう。

尚、この店舗の展開図はこちらからご覧ください!

⇒ 服飾雑貨002_展開図事例

 

G_001平面図2

 

上記の図面は、主導線とフロントの什器構成、そして客導線と売り場内什器構成を表しています。

ある程度、店舗設計を経験されている方は、これを見ればすでにお分かりかと感じますが、初心者の方はレイアウトを理解出来る平面事例ですので、しっかりお勉強してください。

 

このレイアウトと、今(現在)のレイアウトの違いは、やはり什器配置とその形状だと感じます。

主導線に対しての什器が、あまりにも「売りたい」雰囲気が、丸出しでちょっと嫌な感じを受けますね!

 

お分かりですか?

 

左から、柱巻きにの前にワイドのあるショーケース、続いて百貨店では当たり前の基本什器が2列配置、続いて柱巻きでの売り場、そして最後に理想的なVMD什器です。

本来は、この理想的なVMD什器がレイアウトされればいいのですが、当時は売らんがための売り場でしたから仕方がないでしょうね。

売り場の考え方にも、時代の移り変わりがあるのですね。

 

ちなみに、今のGMS(ゼネラルマーチャンダイズストア/General merchandise store/総合スーパー) のアパレルは、このようなレイアウトが多いと感じます。

ですから、この平面事例はあなたにとって、古いとはいえ為になることもありますので理解することをおすすめします。

 

さて、この売場にも柱という厄介な物体があります。

これは避けて通れない代物ですが、左の柱エリアはレジスペース+売り場としてうまく活用している事例かと思います。

また、横長の売場は通路に対して什器は、垂直にレイアウトするのがセオリーですので、これも覚えておいて損はないでしょう。

この場合は、服飾雑貨の売場らしくすっきりしていて回遊性も期待出来ます。

 

最後に、平面図にもマーキングしている奥の壁面を見てください。

ここだけが、かなり凹んだ売り場になっていますが、ここはきっとデッドな売り場です。

それにちょっと窮屈な気がしますね。

こういう場合は、私だったら什器などレイアウトせず、ライフスタイルを感じるビジュアルで表現するでしょう。

「売り場は生きているもの」だと感じるのも、このあたりです。

この凹んだ売り場を変えると、デッドといわれたエリアにいきなりの集客があるのです。

ただ、その方法は設計者の腕にかかっています。

頑張りましょう。

長々とありがとうございます。

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