光壁の外観図と断面図
先回ご紹介した、グリット什器の背面にある光壁の外観図と断面図です。
構造的には、行灯サインやコルトンサイン等と同様なのですが、2点程注意点があります。
まず1点目。
図面上では、ガラスが1枚づつでL型に取り付けられています。
この場合、大判のガラスを使うこととなりコストが数倍に跳ね上がります。
また、これだけのサイズのガラスとなると、搬入経路の事も考えなければなりませんし、どこかでガラスを分割することになるかもしれません。
この光壁はファサードの見せ場となっている箇所なので、デザイナーとの協議が必ず必要ですね。
次に2点目。
それは、照明器具のメンテナンス方法です。
基本的に裏面からメンテナンスを行うのですが、問題は柱面の照明器具です。
現在ではLED照明という、ほぼメンテナンス不要な器具があるので器具自体を換える方法も考えられます。
結果的に、施工時に立ち会う事が出来なかったため、どう対処したかが見れていません。
残念です。
また現場に行く機会があった時にでも、ご報告致します。